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Web 2.0ツールを使いこなす――社内導入に乗り遅れるな
CIOに贈る「Web2.0ツール導入ガイド」
(2007年08月10日)
ビッグボーイたちの登場
つい最近まで、Web 2.0市場は比較的小さなベンダーたちによって占拠されていた。だが、ここにきてメジャー・プレーヤーたちも自社製品にWeb 2.0機能を積極的に盛り込みつつある。マイクロソフトの「SharePoint Server 2007」はWikiとブログのテンプレートを搭載している。
また、インテルは昨年11月、「SuiteTwo Web 2.0」を発売したが、このパッケージには、シックス・アパートのブログ・ソフトウェア「Movable Type」、ソーシャルテキストのWiki、ニューズゲーターとシンプルフィードのRSS配信ツールが含まれており、スパイクソースによってそれらが統合化されている。
Web 2.0がビジネス・アプリケーションとして認知されたことで、企業でのWeb 2.0ツール導入熱はますます高まりつつある。そうした企業の中でも特に大企業は、Web 2.0製品を既存ベンダーから購入したがることが、フォレスター・リサーチの最近の調査で明らかになった。
調査対象となったCIO(119人)のうち、71パーセントが大手ベンダーから製品を購入したいと答え、74パーセントがWeb 2.0技術を統合スイートとして購入したいと希望しているのである。
言いかえれば、企業はWeb 2.0ツールのコレクションを求めているのではなく、“エンタープライズ2.0”のプラットフォームを求めているということだ。それというのも、既存のビジネス・システムとの完全な互換性、統合化を望んでいるからにほかならない。
フォレスターのアナリスト、ロブ・コプロウィッツ氏は、「(エンタープライズ・プラットフォームの)ベンダーをすでに選定しているのであれば、セキュリティも、ディレクトリ・サービスも、オペレーティング・システムも決定していることだろう。一般的に考えて、あらゆる環境がすでに決定されているはずだ」と、企業の間で、統合化に向けた基盤が整ってきていることを強調する。
また、サポートや保守も、シングル・ベンダー指向を促す動機となる。「統合化が図られており、単一の環境で動くものであれば、管理も容易だ」(オズボーン氏)からである。
いずれにしても、企業にとってWeb 2.0は今まさに、導入を検討すべき時期に来ている。「このタイプの技術に関しても、いまではきわめて簡単に試験運用ができるようになった。自社にとって利用価値の低いツールを従業員が勝手に選択してしまったりすることのないよう、IT部門は早急に試験運用に取り組むべきだ」と、マーフィー氏は声高に主張する。
その場合、CIOがとるべき最良のアプローチは、まず各部門の責任者にどのようなWeb 2.0機能が必要かを尋ね、購入すべき製品を特定するための共通項を見つけ出すことだ。従業員が勝手に判断を下す前に先手を打たなければならない!
| Web 2.0スイートを指向するCIO | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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