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[中国]
【CIC調査】
中国検索市場で百度がグーグルに対するリードを拡大
大都市部でのシェアが前年比7.6%増の69.5%に
(2007年09月19日)
中国の調査期間の最新の報告によると、国内検索大手の百度公司(Baidu.com)が中国の大都市部の検索市場でシェアを伸ばす一方、ライバルのグーグルは中国市場に多額の投資を行っているにもかかわらずシェアを失いつつあるという。
| CICが発表した「北京、上海、広州の検索市場動向」リポート(PDFファイル:中国語) |
北京正望咨詢公司(China IntelliConsulting Corp:CIC)のマネージング・パートナー兼首席アナリスト、呂伯望(Peter Lu)氏のリポート(PDFファイル:中国語)によると、北京、上海、広州検索市場において百度のシェアは69.5%となり、前年比で7.6ポイント増加した。
一方、グーグルの市場シェアは縮小し、1.1ポイント減の23%となった。
グーグルのシェア低下は、過去6カ月間の学生の利用増によって若干抑えられたものの、依然として、多数を占める一般ユーザーは百度に奪われている、と報告書は述べている。
急速な成長を遂げてきたグーグル中国は、最近、数百名の職員を雇用して北京の名門、清華大学のキャンパス近くの新築のオフィスに移転した。しかしこうした投資にもかかわらず、グーグルによる中国検索市場の支配は実現していない。市場関係者の間では、中国の市場拡大のペースに付いて行けていないのではないかといった見方さえある。
こうした見方が表面化したのは、グーグルの中国現地法人がリリースしたソフトウェア・ツールに、ライバルの搜狐(Sohu.com)が開発したデータベースを使用していることをグーグル自身が今年4月に認めたときのことだ。これは、エンジニアリングとソフトウェア開発者の質の高さを誇る検索ベンダーとして驚くべき表明だった。
CICの報告書にはグーグルにとってのプラス要素もいくつか示されている。その1つは、中国語の検索能力強化の取り組みがユーザーに認められていることだ。調査回答者の58.5%が検索エンジンの変化に気づいたと答えており、そのうち65.3%がグーグルの中国語検索エンジンが改善されたと評価している。
他の検索エンジンも検索市場でのシェアを落としている。阿里巴巴(アリババ)が運営するヤフー中国のシェアは2.9ポイント減の2.3%、搜狐の搜狗(Sogou.com)検索エンジンは1.4ポイント減の1.8%となった。
(サムナー・レモン/IDG News Service シンガポール支局)
- 北京正望咨詢公司(China IntelliConsulting Corp:CIC)
- http://www.iaskchina.cn/
- 百度公司(中国)
- http://www.baidu.com/
- 米国グーグル
- http://www.google.com/
中国市場への本格参入と「Baidu.com」対策の一環として

