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[米国]
マイクロソフト、オンラインで「Office」を利用できる「Office Live Workspace」を発表

ベータ・テストの開始は年内中を目標

(2007年10月02日)

「Office Live Workspace」への登録は10月1日より開始された。ベータ・テストは年内開始の予定。なお当初の対応言語は英語のみ

 米国マイクロソフトは10月1日、オンラインで「Office」製品群を利用できるサービス、「Office Live Workspace」を発表した。現在は事前利用登録を受け付けている段階で、ベータ・テストの開始は、今年中を予定しているという。

 Office Live Workspaceは、「Word」「Excel」「PowerPoint」などで作成されたドキュメントを、オンラインで共有したり、保存したりできるサービスである。1,000以上のドキュメントを保存できるストレージ・スペースが提供され、登録すれば、だれでも無料で利用できる。

 なお、同社が昨年11月から提供している、小規模企業を対象にしたホスティング・サービスの「Office Live」は、「Office Live Small Business」へと名称が変更された。

 マイクロソフトでOffice担当上級製品マネジャーを務めるエリック・ギルモア氏は、「Officeに対するユーザーの不満は、利用できる環境が限定されることだ。『Officeが手元にないときは、(ドキュメントの利用を)我慢してくれ』という姿勢では、Officeはドキュメント作成ソフトウェア市場でのシェアを失ってしまうだろう」とコメントしている。

 Office Live Workspaceは、ローカル・コンピュータにOfficeがない環境でも、オンライン上でOfficeドキュメントを閲覧/保存したり、コメントを付けるたりすることができる。ただし、ドキュメントを作成/編集するには、ローカル・コンピュータ上でOfficeを起動させる必要がある。ギルモア氏によると、ドキュメントの作成/編集は、Office 97以降のOffice(Mac OS版含む)で可能だという。

 Office Live Workspaceが利用できるOS環境は、Windows Vista/XP/Server 2003、およびMac OS X以降で、対応ブラウザは、Internet Explorer(IE)6.0以降、およびFirefox 2.0となっている。

 現在、オンラインで提供されているオフィス・ツールは、米国グーグルの「Google Docs」をはじめ、米国アドビ システムズの「Buzzword」、オープンソースの「OpenOffice.org」などがある。

 Office Live Workspaceで提供されるOfficeがこれらのツールと決定的に異なるのは、オンラインで提供される機能が、ドキュメントの“共有”のみと限定されていることだ。

 「ソフトウェア・プラス・サービス」というオンライン戦略を掲げる同社は、ソフトウェアのすべての機能をオンラインで提供するという手法に批判的である。同社のCSA(チーフ・ソフトウェア・アーキテクト)であるレイ・オジー氏は今年2月、グーグルのWebアプリ戦略を痛烈に批判している(関連記事)。

 なおギルモア氏によると、当初Office Live Workspaceは無料で提供されるが、将来的には大容量のストレージ・スペースには料金徴収制度を適用したり、広告出稿を募ったりと、「多種多様なビジネス・モデル」を展開していく予定だという。

(グレッグ・カイザー/Computerworld オンライン米国版)






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