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[米国]
IBM、SMB向けIT管理ポートフォリオを拡充
Rationalブランドのソフト・デリバリ管理ツールなどを投入
(2007年10月09日)
米国IBMは10月5日、IT管理ソフトウェアの新製品群を発表した。ソフトウェアやネットワークの管理問題を抱えている中小規模企業(SMB)向けとして、価格を抑えつつ機能を充実させたとIBMではアピールしている。
IBMでは「中小規模企業」を従業員数1,000人未満の企業と定義している。同社オファリング・マーケティング担当ディレクター、デビッド・ロック氏は、この規模に属する企業のIT支出は全体の60%を占めると指摘。こうした企業は、大規模企業と同じレベルの管理問題を抱えているにもかかわらず、リソースが不足していたり、正式なIT部門を設置していなかったりすることが多いという。
「(SMBの場合)かなりの割合の企業が、より効率的なITインフラ管理と事業統制を真に必要としている」(ロック氏)
IBMが今回発表した製品群はRationalやTivoliブランドのものが中心だ。その1つが、ソフトウェア・デリバリ管理の「IBM Rational Build Forge Express Edition」である。
同製品は、繰り返し作業の標準化/自動化、コンプライアンス管理、情報共有の強化を支援する。SMB向けのExpress EditionはEnterprise Editionと異なり、Windowsのみに対応している。分散化されたチーム向けのダイナミック・サーバ・プーリングといったエンタープライズ向け機能については、Express Editionでは提供されない。
Express Editionの価格は1サーバ当たり4万9,000ドルで、10月23日から出荷が開始される予定だ。小規模企業にとって4万9,000ドルは高めに思えるが、これまでの市場調査や顧客とのかかわりからこの価格が適切とIBMは判断したようだ。「SMBにとっては非常にお買い得で適切な価格だ」とロック氏は説明する。
このほかIBMが発表した製品は以下のとおり。
・Tivoli Network Manager IP Entry Edition:ネットワーク・インフラをリアルタイムで閲覧できるネットワーク管理製品。価格は3万5,000ドルから。
・Rational Team Concert(ベータ1):コラボレーティブなポータル機能を提供し、ソフトウェア・デリバリにおけるチームの生産性向上を支援。IBMのALM(アプリケーション・ライフサイクル管理)向け技術「Jazz」を基に開発された初の製品でもある。
・Rational Performance Tester 7.01および同Functional Tester 7.01:製造工程前のアプリケーションのスケーラビリティおよび信頼性をテストするツール。パッケージングによるソフトウェア展開を強化するエクステンションも提供。価格はPerformance Testerが1,500ドル、Functional Testerが4,240ドルからとなっている。
・Tivoli Consul Insight Manager:監査機能一式を備えており、単一のコンソールからITシステムのコンプライアンス管理が可能。
・Watchfire AppScan:データ漏洩のリスクを緩和しながらセキュリティおよびコンプライアンス・テスティングを支援。マニュアル・プロセスの自動化にも対応している。価格は1万4,400ドルから。
・サイトレット(sitelet):システム管理、バックアップ、リカバリ、セキュリティなどでの問題解決を支援するためのアクセス・ポイントを顧客に提供。
・Maximo:資産管理関連のソーシングおよび調達を強化する。
なお、Tivoli Consul Insight ManagerとMaximoはいずれも製品群であるため、個々の製品価格は明らかにされていない。
(ポール・クリル/InfoWorld オンライン米国版)
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両社とも「シンプル」「信頼性」「手ごろな価格」をアピール


