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[米国]
グーグル、企業向け検索アプライアンス「Google Search Appliance 5.0」を発表
各ベンダーのコンテンツ管理システムを横断的に検索可能
(2007年10月11日)
ナスダックでの株価が初めて600ドルを突破した米国グーグルは10月10日、企業向け検索アプライアンスの最新版「Google Search Appliance(GSA) 5.0」を発表した。
GSA 5.0は、各ベンダーが提供している企業コンテンツ管理(ECM)システムを、横断して検索できる「ユニバーサル検索」を搭載している。
ユニバーサル検索は、EMCの「Documentum」、オープンテキストの「LiveLink」、IBMの「Lotus Notes」、マイクロソフトの「SharePoint」といった、文書/コンテンツ管理システムとの連携が可能。各ベンダーのECMはそれぞれ独自の検索機能を搭載しているが、GSA 5.0を利用すれば、キーワードを1回入力するだけで、4種類のリポジトリを同時に検索してインデックス化することができる。
グーグルでエンタープライズ・サーチ部門プロダクト・マネジャー部長を務めるニティン・マングタニ氏によると、ユニバーサル検索機能は、オープンソースのフレームワークで開発されているため、同機能に対応していないプラットフォームとのコネクタも、容易に開発できるという。
またユニバーサル検索は、同社のホスティング型アプリケーション・スイート「Google Apps」に保存されたデータも検索することが可能だ。
これについてマングタニ氏は、「(企業が検索したい)情報は、ファイアウォールの内側に保存するものだという常識は崩れつつある」とコメントした。
グーグルが提供する企業向け検索アプライアンスは、ビジネスの規模に応じて2種類のモデルがある。大規模企業向けのGSAは、検索対象となるドキュメントが50万件で、価格は3万ドルから。一方、中小規模企業(SMB)向けの「Google Mini」は、検索ドキュメントが5万件までで、価格は1,995ドルとなっている。
またグーグルは同日、GSAやGoogle Miniと連動して利用できる3つの新検索機能(試験版)を、同社の「Google Enterprise Labs」に公開したことを明らかにした。
1つ目は、通常の検索よりも正確な検索結果が得られる「Parametric Search(パラメータ検索)」である。書類が作成された「時期」「作成者」「種類」「(書類が含む)内容」などで絞り込んだ検索が可能となる。
2つ目は「Search As You Type(入力しながら検索)」で、ユーザーが検索キーワードを入力するのと同時に検索候補を表示していくものである。入力途中で目的のキーワードが表示されたら、選択/確定すればよい。
3つ目の「Do-it-Yourself Keymatches(自分で作るKeyMatches)」は、wikiを応用した検索機能である。企業(グループ)内のエンドユーザー自身が、特定キーワードの検索結果にふさわしいWebサイトや内容を選択し、検索精度を向上させていくというものだ。
なおこれらの3機能は、Google Enterprise Labsから無料でダウンロードできる。
(エフライム・シュワルツ/InfoWorld オンライン米国版)
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