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[国内/米国]
アップル、次期OS「Leopard」を10月26日に発売へ
Windows OSを実行できる「Boot Camp」の完成版も搭載
(2007年10月17日)
アップルは10月16日、次期OSの「Mac OS X 10.5(開発コード名:Leopard)」を10月26日より発売すると発表した。すでに同社のオンライン・ストアでは、予約を開始している。
待望の64ビットOSであるLeopardの価格は、シングル・ユーザー・ライセンスが1万4,800円(129ドル)、同一世帯で最大5台のMacにインストールできる「Mac OS X 10.5 Family Pack」が2万2,800円(199ドル)となっている。
なお、今年10月1日以降にMac OSおよびMacを購入したユーザーには、「Mac OS Up-To-Date アップグレードパッケージ」として、Leopardを1,280円(送料/手数料)で提供するという。
アップルによるとLeopardには、2005年4月末にリリースした「Mac OS X 10.4(開発コード名:Tiger)」と比較し、300以上の新機能が満載されているという。
中でも最大の“ウリ”は、ドキュメントのバージョン管理機能を備えたバックアップ/リストア・アプリケーションの「Time Machine」と、Windows XPおよびWindows Vistaを稼働させることができる統合デュアルブート・ユーティリティの「Boot Camp」(完成版)が搭載されていることだ。
また、デスクトップから簡単にファイルにアクセスできる「Dock」や、ファイル・プレビュー機能の「Quick Look」、特定の作業時に必要なアプリケーションや書類だけを表示させ、デスクトップをカスタマイズできる「Spaces」なども搭載されている。
Leopardのシステム要件は、CPUがインテル・プロセッサ/PowerPC G5/PowerPC G4(867MHz以上) 、実装メモリが512MB以上、ハードディスク・スペースが9GB以上となっている。
アップルは今年4月、当時発売間近だった「iPhone」に注力するため、Leopardの発売を延期した経緯がある。しかし調査会社の米国テクノロジー・ビジネス・リサーチでアナリストを務めるエズラ・ゴッタイル氏は、「発売を延期したことは、アップルにとってマイナスになっていない」と分析する。
アップルのCEO、スティーブ・ジョブズ氏は10月16日の発表の席で、ライバルのWindows Vistaを引き合いに出し、Leopardの優位性を以下のように強調した。
「Leopardは革新的な新機能がすべて盛り込まれた“Ultimate”だ。それがわずか129ドルで手に入る」
Windows Vistaの最上位となるWindows Vista Ultimateは、多機能をウリにしているが、価格は1ライセンス399ドルである。しかも、Ultimateユーザーのみにオンラインで提供される専用ソフトの「Ultimate Extras」はほとんどリリースされておらず、ユーザーから不満の声が上がっている。ジョブズ氏の発言は、それを踏まえてのものだ。
またアップルは同日、「Mac OS X Server 10.5(開発コード名:Leopard Server)」も10月26日に発売することを明らかにした。
Leopard Serverの価格は、10クライアント・ライセンス版が5万7,800円(499ドル)、無制限ライセンス版が11万4,800円(999ドル)となっている。
Leopard Serverには、前バージョンと比較して約250の新機能が搭載されている。中でも注目すべきは「iCal Server」だ。これは小規模企業や学校などで、カレンダーやイベントなどのスケジュールを管理できるようにするものである。
ウォール街の金融アナリストらはLeopardの発売で、アップルの株価は上昇すると見ているようだ。米国パイパー・ジェフリーでアナリストを務めるジーン・マンスター氏は、「Leopardは(前OSの)Tigerよりも、アップルに多大な利益をもたらすだろう」と分析している。
(グレッグ・カイザー/Computerworld オンライン米国版)
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