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[米国]
【Oracle OpenWorld 2007】
オラクル、Xenベースの「Oracle VM」で仮想化市場に参入
シトリックスに続きオラクルも。過熱するサーバ仮想化市場での主導権争い
(2007年11月14日)
米国オラクルは11月12日、サンフランシスコで開催中の年次ユーザー・コンファレンス「Oracle OpenWorld 2007」において、オープンソースのXenをベースとしたハイパーバイザ型サーバ仮想化ソフトウェア「Oracle VM」を発表し、活況のサーバ仮想化市場へ参入を果たした。
Oracle VMは、物理サーバ上での仮想マシンの割り当てや仮想化環境の管理を行えるほか、プログラムの実行中にサーバ間でアプリケーションを移動させることもできる。
Oracle VMは、ゲストOSとしてLinuxとWindowsを稼働でき、業界標準のx86およびx86-64ベースのサーバに対応する。また、オラクル製アプリケーションに加えて、サードパーティのソフトウェア・アプリケーションもサポートしている。オラクルによると、Oracle VMは競合の仮想化ソフトよりも低コストで仮想化環境を構築できるという。
サーバ仮想化市場では現在、米国ヴイエムウェアが高い市場シェアを持つが、オラクルの発表を受けて、12日のヴイエムウェアの株価は8.41%(7ドル38セント)下落し、80ドル36セントで取り引きを終えた。その後の時間外取り引きでは、さらに77ドル50セントまで値を下げている。
Oracle VMは、同社Webサイトから無償で提供される予定だ。アップグレードも含めた技術サポートは、2CPUまでのサーバではシステム当たり年間499ドル、CPU数無制限の場合はシステム当たり年間999ドルで提供される。
低料金でのサポート提供は、オラクルが昨年、レッドハットよりも低料金でRed Hat Enterprise Linuxのサポート開始を発表したのと同様の戦略だ。
一方、オラクルの発表を受けて、ヴイエムウェアは次のようにコメントし、余裕を見せた。「当社はオラクルをライバルというより、パートナーと考えている。今後、オラクルがさらに仮想化技術の可能性を広げてくれるものと期待している」
(ロバート・マリンズ/Network World オンライン米国版)
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