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[米国]
【Forrester調査】
IT部門の3分の2が2009年までに仮想化技術を導入
「仮想化ベースの戦略的なITインフラ構想に移行する動きも広がる」
(2007年12月04日)
米国Forrester Researchがこのほど発表した調査リポートによると、企業IT部門の3分の1がすでにx86サーバ仮想化技術を導入しており、さらに3分の1近くが2009年までに導入を計画しているかもしくは導入したいと考えているという。また、すでに仮想化技術を導入しているIT部門では24%のサーバが仮想化されており、2009年にはその割合が45%に上昇する見通しだ。
このリポートは、社内サーバに関する意思決定責任者275人を対象にした調査に基づくもので、11月30日にリリースされた。
より具体的な数字を見てみると、IT部門ですでに仮想化サーバを導入していると答えたのは37%、2008年7月までに導入する計画であると答えたのは13%だった。また、2009年までにx86サーバを仮想化したいと考えている回答者も15%いた。
同リポートでは、今後ベンダー各社が仮想化製品のアップデートに忙殺されるとの見通しも示している。多くの企業がすでに仮想化製品を使っており、今後さらに利用を拡大する可能性が高いからだ。
また、多くの企業で仮想化技術の利用実績が2〜3年程度となっており、今後は実験的なアプローチという段階を脱して、戦略的なITインフラストラクチャ構想に移行する動きも広がるとしている。その際には、サーバ、ストレージ、ネットワーク、システム管理機能のアップグレードなどが予想されるようだ。
このリポートの執筆責任者フランク・ジレット(Frank Gillett)氏は、将来予測というものがとかく過大になりがちであり、IT担当役員も将来の利用状況について楽観的になりすぎることがあるとしながらも、「(今回の調査結果は)仮想化というアイデアのパワーと人気が非常に高いことを裏付けるとともに、利用拡大への強い意思が存在することを示している」と語っている。
しかしその一方でGillet氏は、仮想化技術が企業全体に幅広く導入されるような状況にはなっていないとも指摘する。今回の調査では、多くのIT担当役員が、グリッド・コンピューティングやスーパーコンピュータといった重要性の高いアプリケーションやプラットフォームではこの技術を使っていないと答えている。「仮想化技術は、パフォーマンスがあまり問題にならないような分野に限定されている状況から抜け出す道を模索している」(同氏)
Gillet氏は、仮想化は主としてマシンの共有と移植性が求められるような用途に対応する技術であり、これだけでは基幹業務の仮想化を促す要因にはならないと分析している。
(Jon Brodkin/Network World オンライン米国版)
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