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[米国]
「Firefox 3.0」がベータ2へ――データ漏洩防止やクッキー管理の機能を強化

正式版リリースは来年春の見通し

(2007年12月20日)

 米国Mozillaは12月18日、Webブラウザ「Firefox」の次期バージョン「Firefox 3.0」のベータ第2版をリリースした。同社は先週、ベータ2のリリース日が12月21日になるとの見通しを示していたが、3日早まったことになる。

 同社のプラットフォーム・エンジニアリング担当ディレクター、デーモン・シコーレ(Damon Sicore)氏は、「予定よりも3日早く、また、ベータ1が出てから31日後にリリースすることができた。すでにダウンロード提供を行っている」と語った。

 Mozillaのインタフェース設計者マイク・ベルツナー(Mike Beltzner)氏によると、11月にリリースされたベータ1に比べ、ベータ2ではデータの漏洩防止やクッキー管理のための機能が強化されているという。例えば、個人情報を盗み出したり、セッションをハイジャックしたりする行為を防ぐための新しいサービス「effective top-leve domain(eTLD)」が追加されている。

 また、アドレス・バー(ロケーション・バー)も強化されており、ブラウザの履歴からページのタイトルやアドレスを照合することができるようになったという。

 さらにBeltzner氏は、パフォーマンスと安定性についても強化が図られていると強調した。

 ただしMozillaは、これまでと同様、一般のユーザーに対して、このベータ2を使わないよう警告している。同社は、Webサイトで「ベータ版は、Webディベロッパーと当社のテスティング・コミュニティ向けに開発されたものであり、リリース・プロセスの次の段階へと進む前にフィードバックを得るのが目的である」と説明している。

 Mozillaは、リリース候補となるコード(最終テスト段階)に移行する前に少なくともあと1回はベータ版をリリースする予定だ。正式出荷版Firefox 3.0のリリース日は未定とされているが、Mozilla関連情報を発信するMozilla Links(Mozillaとは正式なつながりのないコミュニティ)は、ベータ版を3回リリースした後、来年3月か4月にはリリースされる可能性が高いとの見方を示している。

 今回リリースされたベータ2には、Windows、Mac OS X、Linuxに対応する29カ国語のバージョンがあり、いずれも同社のサイトでダウンロード提供されている。

(Gregg Keizer/Computerworld オンライン米国版)






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