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[米国]
Parallels、仮想化ソフト「Virtuozzo Containers」の新版を発表
社名も従来のSWsoftから公式にParallelsに変更
(2008年01月29日)
米国Parallelsは1月28日、コンテナ・ベースのサーバ仮想化ソフトの新バージョン「Parallels Virtuozzo Containers 4.0」をリリースした。また、同日に社名を従来のSWsoftからParallelsに公式に変更した。
Parallels Virtuozzo Containers 4.0では、ユーザビリティ、データセンター管理、ビジネス・コンティニュイティなどの面で機能強化や新機能の追加が行われており、同社はこの新製品がさまざまな分野で能力を発揮できると説明している。
ビジネス・コンティニュイティに関しては、Windows Server 2003やRed Hatのクラスタ・サービスなどが新たにサポートされたほか、バックアップ機能も強化された。ユーザビリティとデータセンター管理の面では、仮想CPU機能やデバイス共有機能などが強化されている。さらに、ハードウェア・リソースをリアルタイムで最適化する機能を備え、新しいVirtuozzoファイルシステムを採用したことで、安定性とパフォーマンスが向上しているという。
Parallels Virtuozzo Containersは、OSレベルのハイパーバイザをベースとしている。これは、1つのWindows/Linuxインスタンスを仮想環境もしくはコンテナに動的に振り分けることを可能とするものだ。この方式についてParallelsは、パフォーマンス面のメリットを強調しているが、結果的にOSの柔軟性が低下するという側面もある。
ParallelsのCEO、セルゲイ・ベローソフ(Serguei Beloussov)氏は、「次々とニーズが変化する今日のデータセンターにおいては、柔軟でパフォーマンスの高い仮想化ソリューションが求められている。Parallels Virtuozzo Containers 4.0のリリースで当社は、仮想化の新たな波を起こそうとしている」と述べている。すでに同社の顧客は、サービス・プロバイダーやデータセンター、SaaS(Software as a Service)アプリケーションなどにおいて、大規模な仮想化技術の適用に着手しているという。
米国IDCのエンタープライズ・プラットフォーム・グループでプログラム・バイスプレジデントを務めるジョン・ハンフリーズ(John Humphreys)氏は、「Virtuozzo製品によってParallelsは、仮想化技術を新たな次元に引き上げようとしている。OS上で仮想化を行うことで、ハードウェアの台数とアプリケーションが稼働するOSイメージの数の両方を同時に減らすことができる」と語っている。
また、Intelのサーバ担当バイスプレジデント、ダイアン・ブライアント(Diane Bryant)氏は、「データセンターやデスクトップで仮想化技術の普及が拡大しており、当社も仮想化市場の成長を促進するためにプラットフォームの能力を高め、パフォーマンスの向上を図っている。Virtuozzo 4.0は、最新型のXeonやItaniumのパフォーマンスを最大限に引き出せる有力な仮想化ソリューションになるだろう」と語っている。
新製品には、「Parallels Infrastructure Manager」も含まれている。これは、仮想化されたデータセンターをどこからでも管理可能とするツールである。ロールベースのセキュリティや監査、Active Directoryのサポート、LDAP統合などの機能に加え、新設計の管理ツールやアプリケーション/OSテンプレートなどが盛り込まれている。
Parallels Virtuozzo Containers 4.0は、すでに出荷が始まっており、価格はデュアルCPUあたり3,000ドル。Parallels Infrastructure Managerを搭載しないエディションでは、デュアルCPUあたりの価格は2,500ドルとなっている。
(Manek Dubash/Techworld.com)
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