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[米国]
Sun、仮想化戦略に基づく管理製品「xVM Ops Center」をリリース

仮想化にかかわる幅広い機能は今夏提供の「xVM Server」で実装

(2008年02月19日)

 米国Sun Microsystemsは2月19日、同社の仮想化製品ライン「xVM」の第1弾となる仮想サーバ管理コンソール「xVM Ops Center」をリリースした(関連記事)。Ops Centerのソースコードは、ソフトウェア・ライセンス「GPLv3」の下で公開され、「www.openxVM.org」から入手できる。

 Ops Centerには、ファームウェアの自動インストール機能、ネットワーク上にあるサーバへのスキャニングおよびトラッキング機能、Linux/Solaris向けのパッチ管理ツールなどが搭載されているという。

 米国Forrester Researchのアナリスト、ジェームズ・スタテン(James Staten)氏は、同製品には魅力的な機能が含まれるとする一方で、「Sunの新たなプラットフォーム事業を大幅に活性化するレベルには至っていない」と指摘した。

 「パッチ管理のメカニズムは非常にすぐれており、LinuxともSolarisとも連携できるが、いまだ初期段階の製品であり、これに魅力を感じるユーザーは主にSunの顧客に限られるだろう」(Staten氏)

 しかし同氏は、「システム管理分野の製品としては、質/オープン性ともに高い」とも語っている。

 SunのxVM製品マネジメントおよびマーケティング担当ディレクターのオレン・タイク(Oren Teich)氏は、同ソフトウェアを購入するのはほとんどが既存のSunの顧客だとする意見に対し、「(当社では)既存ユーザーおよび新規ユーザーの両方からの需要を見込んでいる」と説明した。

 さらに、同製品がリリース1.0であるのは確かだが、Ops CenterのGUIには「N1 System Manager」および「Sun Connection」という同社の既存製品のコードが利用されているため、「ある意味では非常に成熟した製品と言える」と、同氏は主張している。

 この第1バージョンがWindowsをサポートしていない点について同氏は、「現時点ではWindowsに対応していないが、将来的にはサポートできるよう鋭意作業中だ」と語っている。

 Sunは、Ops Centerのほかに、同社の仮想化戦略を推進するための製品として、Linux、Solaris、WindowsをゲストOSとしてサポートする、Xenベースのハイパーバイザ「xVM Server」の開発を進めている。

 Teich氏によれば、xVMというブランド名は「仮想化(virtualization)と管理(management)の交差点(intersection)」を意味しているそうだが、Ops Center 1.0には、仮想化にかかわる幅広い機能がまだ実装されていない。Sunは今夏にxVM Serverをリリースし、「Ops Centerにさまざまな仮想化機能を付け加えるアップデートを行う」(Teich氏)としている。

 Sunは今後、VMwareやOracleおよびMicrosoft、さらにはその他の多くのベンダーと、仮想化分野のシェアを争っていくことになる。同分野は、近年競争がとみに激しくなっているものの、アナリストはまだまだ参入の余地はあると評している。

 サポート・サービスとネットワーク配信サービスが付帯したOps Centerの利用料金は、マネージド・サーバ1台当たり年額100ドル〜350ドルとなっている。

(Chris Kanaracus/IDG News Service ボストン支局)






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