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[ノルウェー]
Operaの携帯向けブラウザ、検索エンジンをYahoo!からGoogleに変更

Yahoo!との契約は1年で解消

(2008年02月28日)

 ノルウェーのOpera Softwareは2月27日、モバイル用ブラウザ2種のデフォルト検索エンジンにGoogle製を採用したと発表した。これまでは、2007年初頭にOperaと提携を結んだYahoo!が検索エンジンを提供していたが、OperaはYahoo!との契約を更新せず、Googleエンジンに乗り換えた。

 Googleの検索エンジンをデフォルトで採用するモバイル・ブラウザは、「Opera Mini」と「同Mobile」の2種類。今後はスタート画面にGoogle検索バーが表示されることになる。

 モバイル・ブラウザにおけるOperaとGoogleのパートナーシップは今回から始まったが、デスクトップ向けブラウザの分野では、Operaは7年前からGoogle製エンジンをデフォルトとして採用している。

 一方、Operaとの提携関係を1年で解消した形のYahoo!は、その理由を説明せず、契約の更新を取りやめたとだけ語った。同社は声明に、「今回われわれは、Operaとのモバイル検索提携を継続しないと決断した。とはいえ、Opera製ブラウザのユーザーは、これからもYahoo!の『oneSearch』にアクセスすることができるし、長期的なパートナーとして、当社とOperaは力を合わせていく」と記している。なお、oneSearchとはモバイル・ユーザーのニーズに合わせたYahoo!の検索サービスを指す。

 Opera Mobileは、基本的にはスマートフォン向けのフル機能ブラウザである。これに対しOpera Miniは、ローエンドな携帯電話上で動作する、ダウンロード式の軽量クライアントで、Operaをはじめ、場合によっては携帯キャリアが保守管理しているバックエンド・サーバと通信を行う。

 Operaによると、全世界で3,500万人以上がOpera Miniをダウンロードし、毎月17億件を超えるWebページを閲覧しているという。こうしたトラフィックの大半は、同ブラウザの検索機能から発信されたものだ。

 また、Opera Mobileを搭載した携帯電話は1億台に上るとしている。主な製造企業は、MotorolaやSony Ericsson、HTCなどだ。

 Operaの発表からは、検索エンジン・プロバイダーがモバイル市場進出の足がかりを求めて激しい戦いを繰り広げている様子が見てとれる。最近は、GoogleとYahoo!が互いをつぶし合うケースが多い。携帯デバイスからインターネットにアクセスするモバイル・ユーザーが増えるなか、両社ともモバイル広告に新たな収入源を見いだそうと躍起になっている。

 Nokiaも先日、同社製携帯電話の一部にGoogleエンジンを搭載することを明らかにした。またYahoo!は、欧州T-Mobileの指定検索プロバイダーの座をGoogleから奪い、大勝利を収めている。AT&Tが利用している検索機能もYahoo!の技術である。

(Nancy Gohring/IDG News Service シアトル支局)






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