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IBMウォッチ

[米国]
IBMの1Q決算、アナリスト予測を大幅に上回る好業績に

景気停滞のなか、全地域で堅調な伸びを記録

(2008年04月17日)

 米国IBMは4月16日、2008年度第1四半期(1-3月期)の決算を発表した。それによると、第1四半期の売上高は245億ドルで、前年同期比11%の増収を記録。また希薄化後の1株当たり利益は、昨年同期の1ドル21セントから36%アップの1ドル65セントとなった。

 米国Thomson Financialが集計したアナリストの事前予測は、売上高が237億ドル、1株当たり利益が1ドル45セントだった。アナリストの予想を大きく上回る業績を上げたIBMは、世界中に広がる販売網などが支えとなり、停滞する景気の中で堅調な成長を達成できたと語った。

 地域別の第1四半期の売上高は、北米・南米市場が前年同期よりも8%上昇し、99億ドル。欧州・中東・アフリカ市場は合わせて88億ドル、16%の増収となった。さらに、アジア太平洋地域の売上高も前年同期比14%増と大幅に上昇し、51億ドルを計上した。

IBMが今年2月に発表した「System z10 Enterprise Class」。1台で1,500台分のx86サーバに相当する処理能力を発揮する

 一方、業績不振だったのはOEM部門などで、同部門の売上高は前年同期比16%減の6億9,600万ドルとなった。

 また、IBMのシステム技術部門(Systems and Technology)の売上高も前年比7%ダウンだった。ただし、昨年6月に子会社として売却した印刷事業関連の影響を除けば、2%の減収という結果になる。

 2007年度第4四半期、IBMのサーバ「System z」シリーズの売上げは15%減と大幅に落ち込んだが、その際同社は「今年初頭にメインフレームの新製品が発表されれば、成長に転じるはず」との見通しを示していた。IBMは予定どおり2月に「System z10 Enterprise Class」をリリースし(関連記事)、それによって同四半期のSystem zサーバ関連製品は前年同期比10%の増収を達成した。

 同社の発表によると、ソフトウェア部門全体の売上高は14%増の48億ドル。「WebSphere」「Information Management」「Tivoli」「Lotus」「Rational」などを含むミドルウェア製品群も前年同期比16%増の伸びを見せ、売上高が38億ドルと好調だった。

 また、コンサルティング事業の「Global Business Services」部門の売上高は2007年第1四半期から17%増収となり、49億ドルを記録している。

(Nancy Gohring/IDG News Serviceシアトル支局)




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