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[世界] 【IEEE Spectrum調査】
世界最強の特許ポートフォリオを持つのはマイクロソフト

Intel、IBMを大きく引き離す/日本勢はエレクトロニクス部門で優勢

(2009年01月06日)

 米国電気電子学会(IEEE)の会誌「IEEE Spectrum」が年に1回発表している企業の特許ポートフォリオに関する格付けによると、“世界最強”の特許ポートフォリオを保有しているのは、米国Microsoftであるという。

米国Microsoftのスコアは3505で、2位米国Intel(3505)、3位米国IBM(2747)を大きく引き離した(IEEE Spectrum:Patent Scorecard、Computer Softwareカテゴリー)

 IEEE Spectrumの「Patent Scorecard」によれば、特許ポートフォリオの「パイプライン・パワー」が最も強力なのはMicrosoftであり、2位がIntel、3位はIBMとなっている。同調査は、1年間に承認された特許の件数(2007年の米国特許)、特許ポートフォリオの拡大状況、特許技術の多様性などさまざまな要因を考慮したうえで、企業が持つ特許パイプライン・パワーの強さを評価したものである。

 コンピュータ・ソフトウェア部門に分類されているMicrosoftのスコアは3505で、Patend Scorecardに記載されているすべての企業の中でもトップに位置している。半導体製造部門のIntelは2796、コンピュータ・システム部門のIBMは2747となっていた。

 この3社以外で高いスコアを得ている米国企業としては、Micron(1707)、Nantero(1321)、SanDisk(1220)、HP(1175)などがあげられていた。また、日本企業としては、日立製作所(1874)と松下電器(1118)が、エレクトロニクス部門のトップ2に入っている。

エレクトロニクス部門では日立製作所、松下電器のほか、ソニー、シャープ、TDK、京セラといった日本企業がランクインした

 特許の取得件数は、企業が新技術を生み出したり開発したりする能力を量る1つの目安と見られており、健全な特許パイプラインを保有している企業ほど、顧客に有益と認められる技術を市場に投入する能力が高いと考えられる。

 また、特許ポートフォリオを駆使すれば、ライバルを蹴落としたり、特許技術を使いたいと考えているほかの企業から収益を得ることも可能だ。例えばMicrosoftは2007年に、Linuxを含むオープンソース・ソフトウェアで使われている技術に対する特許を主張して賠償金を求めていたが、これはLinuxの普及を阻害する戦術の1つと見られていた(ただし、同社の戦略は最近になって変更されつつある:関連記事)。また同社は、他社と特許のクロスライセンス契約を締結し、特許使用料を相殺する方策を採ることもある。

(Elizabeth Montalbano/IDG News Serviceニューヨーク支局)






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