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[米国]
HP、元デルのCIO雇用とさらなる組織変更を発表
(2005年07月12日)
米国ヒューレット・パッカード(HP)は7月11日、6月に実施したものに続く、新たな人事と組織変更を発表した。これは、今年3月に同社の新CEO(最高経営責任者)となったマーク・ハード氏の経営方針をさらに反映させたもの。
HPは、デルのCIO(最高技術技術責任者)だったランディ・モット氏を同社のIT部門の責任者に迎えた。モット氏は、最近5年間はデルに、それ以前の22年間はウォルマート・ストアーズに勤務していた。両社とも、積極的なコスト管理哲学で知られている。
HPの広報担当者ライアン・ドノバン氏によると、モット氏は、HPのグローバル・オペレーションズの責任者とCIOを兼任していたジル・ブシャール氏から、後者の責務(HPのIT部門を統括する責務)を引き継ぐ。ブシャール氏は、HPのグローバル・オペレーションズ担当執行副社長としての責務に専念する。
HPは、前CEOのカーリー・フィオリーナ氏のもとで2002年にコンパックを買収した後、経費節減策の一つとして、社内のIT部門とグローバル・オペレーションズ部門(つまり、同社のサプライチェーン)を1つのグループに統合した。これにより、両部門の効率化は進んだ。しかし、新CEOのハード氏は、このグループを再び2つに分けることで、モット氏とブシャール氏がそれぞれの分野に集中できるようにしている、とドノバン氏は説明する。
「マーク(ハード氏)は、各自の職務を、非常にフォーカスが明確なものにしようとしている」とドノバン氏は語り、6月に決めたPCグループとプリンタ・グループの分離やマーケティング部門の分割に触れた。
こうしたハード氏の動きは、今年2月に解任された前CEOフィオリーナ氏が行った決定の多くを覆すものでもある。フィオリーナ氏は1月に、経費節減につながることを期待してPCグループとプリンタ・グループを統合し、プリンタ部門の責任者だったヴィオメッシュ・ジョシ氏に任せた。しかし、ハード氏はこの動きを撤回し、6月に再び分離したPC部門の責任者として、パームワンの元幹部であるトッド・ブラッドリー氏を迎えた。
モット氏がデルで培った経験は、多くの事業分野でデルを主要なライバルと位置づけているHPにとって、プラスになるはずだ。同氏はハード氏に直属するほか、ブシャール氏、ブラッドリー氏、ジョシ氏を含むHPの経営幹部会議にもメンバーとして加わる。
なお、第2四半期決算時にハード氏が「HPには改善の余地があり、今後さらに改革を進めていく」という趣旨の声明を出しているため、証券アナリストたちは、今後数週間以内に同氏がさらに新しい動きを示す可能性があると見ている。サンフォード・C.・バーンスタインやメリル・リンチのアナリストは、HPの全従業員の約5〜10%に相当する7500人〜1万5000人の削減が近日中に発表されると予想している。
(Originally reported by Tom Krazit, IDG News Service 07/11/2005)
(IDG News Service )
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