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[米国]
SCOがIBM「AIX」へのUNIXライセンス取消を発表、IBM側は取消無効を主張し平行線
(2003年06月17日)
米SCOグループは6月16日、IBMへのUNIXライセンス契約を取り消したとして、もはやIBMには「AIX」UNIX OSを販売する権利はないと発表した。SCOはさらに、IBMが6月13日よりも後に出荷するAIX関連のハードウェア、サービス、ソフトウェアによる収入すべての一部を、同社が受け取る権利があると主張した。
SCOは3月初旬、同社が所有権を有するUNIXコードをIBMがオープンソースのLinux OSに利用しUNIXライセンス契約を侵害したとして、10億ドル以上の損害賠償を求める訴訟をユタ州裁判所に起こすとともに、IBMに対して「反競争行為」を止めるよう求める要求書を送り、その受領から100日以内、つまり先週に要求に応じない場合には、IBMの「AIX」UNIX OSに対するUNIXライセンスを取り消す権利があると通告した。
さらにSCOは先週、6月13日じゅうにIBMがSCOに指摘された不正行為を改めるかSCOと和解するかしなければ、IBMに販売したライセンスを無効にして、さらなる法的手段の選択肢を検討すると最後通牒を突きつけていた。
一方、IBMは一切の不正行為を否定し続けており、AIXのライセンスを無効にする権利はSCOにはないとの主張を16日も繰り返した。「SCOは権利を言い立てて続けているが、当社へのライセンスは取消不能なもの、永続的なものであり、打ち切ることはできない」とIBM広報担当者は語った。
SCOのCEO(最高経営責任者)ダール・マクブライド氏は、同社には、市場における同ソフトウェアの使用や流通・販売を止めさせる契約上の権利があると言う。
SCOは、IBMのAIXへのライセンス契約を解除したことに伴い、AIXのユーザーは同ソフトウェアを使用する権利を失い、IBMは同ソフトウェアを流通または販売する権利を失ったとしている。ただし、マクブライド氏は、AIXのユーザーを相手取った訴訟を起こす可能性については明言せず、「ユーザーがどうすべきかを直接コメントするつもりはない。これは当社とIBMの問題だ」と述べた。
(IDG News Service)
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