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[米国]
Mozilla開発プロジェクトが財団法人に
(2003年07月16日)
Mozillaオープンソース・ソフトウェア製品の開発、サポート、推進のための財団、「Mozilla Foundation」が設立された。7月15日発表。
レッドハットのソフトウェア開発者で、Mozilla Foundationの理事に名を連ねるクリストファー・ブリザード氏によると、アメリカ・オンライン(AOL)は同財団に対して2年間に100万ドルずつ、計200万ドルの現金を寄付する。AOLやその他の出資者からの寄付金は、約10人のソフトウェア開発者への報酬と、その他の同財団の経費に使われる。
また、AOLは新財団に、Mozillaに関係した機器、ドメイン名、商標などを移譲し、複数のMozilla開発者がAOLから新財団に移ることになっている。ただし、ブリザード氏によると、AOLは今後もMozilla技術を利用し、AOL社内にもMozillaに取り組む開発者は残るという。AOLのコメントは得られていない。
Mozilla Foundationの理事長になるミッチ・ケイパー氏(ロータス・ディベロップメントの創業者)も、同財団に30万ドルを寄付する。他の企業や個人からも広く寄付を受け付ける、とブリザード氏。また、寄付だけに頼らず、エンドユーザーや開発者向けのサービスを提供することで直接的な収入も得られるはずだ、と同氏は述べている。
Mozillaオープンソース開発プロジェクトは、1998年の初旬にネットスケープ・コミュニケーションズによって開始された。その後、ネットスケープを買収したAOLも同プロジェクトの支援を続けてきたが、先細り傾向にあった。
「われわれはいつも、Mozillaを代表する何らかの法人を設立したいと考えてきた。そうするのに格好の時がきた。最大の理由は、AOLが資金を出したがったことだ」とブリザード氏。新財団では、Mozillaブラウザ/電子メール・クライアントを、よりユーザー・フレンドリーにすることに力を入れていく、と同氏は言う。「従来は技術に集中して、ユーザーに注意を向けてこなかった。今後は、エンドユーザーにフォーカスして支援を提供する」
(IDG News Service)


