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[米国]
BlackBerry特許訴訟、RIMの6億1,250万ドル支払いで和解

(2006年03月03日)

 米国NTPがカナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)を特許侵害で訴えていた訴訟で、両社が和解に合意した。RIMはNTPに6億1,250万ドルを支払い、NTPは自社特許に関するRIMへの主張をすべて取り下げる。

 RIMの声明によると、NTPは、RIMが無線電子メール・サービス「BlackBerry」などの事業を継続する無制限の権利を認めている。両社はすべての和解条件について最終合意に達しており、NTPのRIMに対する訴訟は3月3日午後に裁判所命令によって棄却された。

 同訴訟では、BlackBerryが停止に追い込まれて米国の数百万人のユーザーに影響が及ぶおそれがあった。NTPがバージニア州東部地区連邦地裁にRIMに対するサービス停止命令を求めていたからだ。2月下旬に行われた法廷審問でジェームズ・スペンサー判事はサービス停止命令を出さず、両社に和解を促していた。

 声明によると、今回の和解は、NTPが保有、管理するすべての特許に関連するものであり、RIMのすべての商品に適用される。

 RIMの会長兼CEO、ジム・バルシリー氏は会見の中で、和解に踏み切った理由について、「われわれのエコシステム全体を明確で確実なものにし、この訴訟に煩わされることなく3月6日からの新会計年度のスタートを切るため」と説明した。

 市場調査会社タワー・グループのアナリスト、ボブ・イーガン氏は、RIMは競争の激化に直面するなか、今回の和解で重荷を下ろしたことになるが、ユーザーにとって、1つの会社が端末、ネットワーク運用センター、キャリアとの接続などのすべてを管理するRIMのような事業モデルに対する懸念は依然として残されると語る。こうしたモデルは、1社の技術にかかわる問題によって崩れてしまbうおそれがあるという。

 「プロプライエタリな閉じたシステムはメリットもあるが、リスクとも背中合わせにある。一方、マイクロソフトやサイベースといったRIMの新しいライバルにはそうした弱みはない」(同氏)

(IDG News Service サンフランシスコ支局)






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