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[世界]
「Firefox」の利用が世界中で再び拡大中──オランダのWeb分析会社

(2006年07月13日)

 Mozilla Foundationのオープンソース・ブラウザ「Firefox」の市場シェアは、今年春にほとんど増加しない時期があったものの、その後再びマイクロソフトの「Internet Explorer(IE)」に迫りつつあるという。

 オランダのWeb分析会社ワンスタット・ドットコムが発表した最新の調査結果によると、6月にFirefoxはシェアを1.14%伸ばし、世界で12.93%のシェアを占めたという。また、Firefoxのシェアは5月の11.79%から上昇したが、一方のIEのシェアは2.12%減の83.05%になったという。

 ワンスタット・ドットコムの共同創業者であるニール・ブリンクマン氏は、「Firefoxのシェアはしばらく伸び悩んでいたが、ここにきて再び拡大しつつある。これにはわれわれも少々驚いている」と述べている。

 今回の調査結果は、Mozilla Foundationが次期Firefoxのベータ版「Firefox 2 Beta 1」をリリースする直前の7月11日に発表された。

 ワンスタット・ドットコムによると、IEとFirefox以外の人気ブラウザの世界シェアは、アップルコンピュータの「Safari」が1.84%、「Opera」が1%、「Netscape」が0.16%となっており、米国で最も人気のあるブラウザは79.78%のシェアを持つIEで、次いで15.82%のFirefox、3.28%のSafari、0.81%のOpera、0.2%のNetscapeとなったとしている。

 カナダおよび英国におけるIEとFirefoxのシェアは米国の数字に似ているが、オーストラリアでは、Firefoxのシェアが24.23%と他の国々よりも人気が高く、IEのシェアは69.35%にとどまっている。また、ドイツにおけるFirefox人気はさらに高く、39.02%のシェアを占め、一方、IEのシェアは55.99%であるという。

 米国インターアーバー・ソリューションズのアナリスト、ダン・ガードナー氏は、「Firefoxのシェア拡大は、IEよりも性能が優れ、セキュリティ上の問題が少ないといった複数の要素に起因している。こうした利用シェアの継続的変化は、ベンダー各社に“安泰は禁物”という教訓を示している」と語る。

 米国ハーウィッツ&アソシエーツのアナリスト、キャロル・バルーディ氏は、「オープンソース・ソフトウェアであるということも、Mozillaのシェア拡大のもう1つの要因になっている」と分析している。

(トッド R.ワイス/Computerworld オンライン米国版)






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