【 ここから本文 】
- TOP
- > News : トレンド
- >
トレンド
ソーシャルブックマークに登録 :
印刷用ページの表示
[国内]
EMCジャパン、高度なサポートに国内で対応する「GTS」部門を設立
(2006年11月09日)
EMCジャパンは11月9日、同社の事業戦略などに関する記者発表会を開催し、パートナーとの関係強化やサポート・サービスの向上などに取り組む意向を明らかにした。
| EMCジャパン 代表取締役社長 ナイハイゼル・エドワード氏 |
発表に際し、EMCジャパン代表取締役社長、ナイハイゼル・エドワード氏は、「日本市場におけるEMCの課題は、パートナーとの関係を強めていくこと」とし、この10月よりパートナーによる再販体制の強化に力を入れると語った。具体的には、パートナーによる再販を担当する営業人員を増やし、従来15%だった再販担当の営業人員の割り合いを、10月からは40%にまで引き上げているという。
サポート・サービスの向上に関しては、グローバル・テクニカル・サポート(GTS)という部門を新たに新設する。GTSの設置により、従来はEMC本社にエスカレーションしていたような技術的に高度なサポートでも、日本において対応することが可能となる。これにより、「いかにも外資系ベンダーというサポートではなく、国内ベンダーのようなサポートが可能な体制を目指す」(エドワード氏)という。
| GTS設立後のサポート・サービスの流れ |
エドワード氏は、ワールドワイドのEMCの業績にも触れ、近年同社が進める企業買収が順調に進んでいることをあらためてアピールした。EMCの2006年第3四半期の売上高は、ハードウェアが13億ドル、ソフトウェアが10.8億ドル、サービスが4.32億ドル。前年同期比の成長率では、ハードウェアの19%に対し、ソフトウェアは25%と大きく伸びている。「ハードウェア・ベンダーというイメージが定着しているが、ソフトウェア・ベンダーとしても力をつけている」(エドワード氏)
こうした買収の成果をより着実にするためには、「買収した企業の製品を組み合わせて、さらにすぐれた製品を提供することが必要。それにはR&D(研究開発)が不可欠である」とエドワード氏は語り、R&Dに多額の投資を行っていることを強調した。同氏によれば、2006年のR&Dに対する投資額は、約12億ドルに達する見込みだという。
また、データ保護/リカバリ・ソフト「RecoverPoint」をはじめ、ハイエンド・ストレージ「Symmetrix DMX-3 950」およびミッドレンジ・ストレージ「CLARiX CX3 UltraScale 」の新モデルなど、新製品の発表も行われた。今回の新製品について、EMCジャパン執行役員マーケティング兼パートナーアライアンス統括本部長の古谷幹則氏は、「情報の可用性とTCO削減という2点にフォーカスした製品群」と、そのねらいを語った。
「RecoverPoint」は、従来は困難とされていた異機種間でのデータ保護/リカバリを可能とするソフト。EMCが5月に買収した米国カシャの技術をベースとしている。古谷氏は、「従来のデータ保護/リカバリ技術の問題は、高コストと低サービス・レベルという点」と語り、その要因として、レプリケーションには同一機種のストレージが必要になり、システム構築がベンダー中心に行われていたことや、サービス・レベルを確保するために多大な回線コストが発生していたことを挙げた。RecoverPointでは、異機種間での利用のほか、データ圧縮技術による帯域の節約などにより、こうした問題を解決するという。
「Symmetrix DMX-3 950」は、従来に比べて低価格化した点が大きな特徴。従来機種では約1億円だった最小構成価格が、約5,000万円に抑えられている。また、「CLARiX CX3 UltraScale」には、新たにファイバ・チャネル(FC)とiSCSIの両方に対応したモデルが追加された。
(大川 泰/Computerworld)
- EMCジャパン
- http://japan.emc.com/
- 世界で最も相互運用性の高いLinuxでの標準化
- クラウド時代到来、環境変化に対応する最新IT戦略を徹底検証!
- ミドルウェアの世界の進化を感じよう。Oracle Fusion Middleware Summit
- ひろゆき・夏野氏が語る「ネットの未来」はどうなる?




