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[米国]
サンのマクニーリ会長、「インテルと同様の関係を築きたい」とIBMにラブコール

(2007年01月25日)

 米国サン・マイクロシステムズと米国インテルが戦略的提携を発表した翌日、サンの会長であるスコット・マクニーリ氏が、「IBMともインテルと同様の関係を築きたい。IBMが今年リリースするPowerプロセッサ搭載のマシンでSolarisが稼働する日を心待ちにしている」と公言した。

 マクニーリ氏は、「サンとIBMが提携すれば、異機種混在環境を構築しているユーザーは、AMD/インテル/IBMベースの各プラットフォームから、みずからのニーズに合ったものを選択できる」という見解を示した。

 1月22日にインテルと戦略的に提携関係を結んだことで、今後サンは米国AMDとインテルの2社からプロセッサの供給を受け、それぞれのプロセッサ上で稼働するSolarisサーバを販売することになる。マクニーリ氏は「IBMにとってもSolarisサーバは魅力的な“武器”になるはずだ。Powerプロセッサ搭載のSolarisサーバが登場すれば、Powerは市場シェアを拡大するチャンスを得られる」と、IBMに対して積極的に“アプローチ”した。

 実は昨年、Solarisのオープンソース開発コミュニティが、同OSをPowerプロセッサに対応させたことを明らかにしている。しかし、IBMはこの件に関してコメントをしていない。

 インテルとの提携以降、マクニーリ氏はプロセッサ・ベンダーとの提携に関して積極的に発言している。

 1月23日に開催されたパートナーおよび顧客向けのオープンソース関連イベントで講演したマクニーリ氏は、オープンソースであるSolarisが大手2社のx86プロセッサに対応したことを強調し、「今後は、オープンソース・ソフトウェアの導入に積極的な政府機関や官公庁で、Solarisを採用する動きが加速する」との見方を示した。

 またマクニーリ氏は、Solarisやそのほかのソフトウェアをオープンソース・ライセンスで提供し、オープン・スタンダードに準拠させることで、単独のベンダーに依存することに抵抗感を持つユーザーを積極的に取り込みたいとしている。

 なお、マクニーリ氏は2006年4月にCEO(最高経営責任者)の地位を退いたが、後任のCEOであるジョナサン・シュワルツ氏とは密に連絡を取り合っているという。1日に交換する電子メールは10通を超え、週に一度はミーティングをしているそうだ。シュワルツ氏には多くのアドバイスをしているとしながらも、「彼がCEOになれたのは、その大半を無視しているからだ」と、同氏は冗談めかして語っている。

(パトリック・ティボドー/Computerworld オンライン米国版)






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