【 ここから本文 】
- TOP
- > News : トレンド
- >
トレンド
ソーシャルブックマークに登録 :
印刷用ページの表示
[米国]
【パイパー・ジャフリー予測】
Vista効果でアップルのシェアが一時的に低下?
2006年12月の2.5%から2007年3月には2.3%へ
(2007年02月20日)
「Windows Vista搭載PCの売上げの急増が、コンピュータ市場でのアップルのシェアを一時的に低下させる」。金融アナリストの一人が2月16日、そうした予想を明らかにした。ただし、彼自身の調査では、全国規模の家電チェーン店においては、ほとんどの店舗でVistaの販売本数が予想を下回っているという。
米国パイパー・ジャフリーのアナリスト、ジーン・ミュンスター氏は投資家向けの資料の中で、「Vistaの累積需要によって、2007年1〜3月期には多くのWindows搭載PCが顧客の手に渡るだろう」と述べている。その結果、この市場におけるアップルのシェアは2006年12月の2.5%から2007年3月には2.3%へとわずかに落ち込む見通しという。
ただし、ミュンスター氏の調査では、米国の家電量販店50店舗のうち80%の店舗がVistaの販売本数が予想を下回ったとしているが、そのうち72%の店舗がVistaがPCの売上げを牽引していると回答した。
Macの市場シェアが一時的に低下しても、必ずしもアップルの販売するコンピュータの台数が減少することにはならない。逆にミュンスター氏は、「VistaがPCの総売上を押し上げることで、アップルはMacの販売台数を伸ばす機会に恵まれる」と分析する。
「PC購入者がVistaへのアップグレード(多くの場合、新しいコンピュータを買うことになる)を検討する中で、アップルは、消費者とのマインドシェアを実現する機会を認識しつつある。同社は、Vista関連のPC購入が増大するこの時期を、より多くのMacを販売する機会と見ている」(ミュンスター氏)
アップルは、最近の業績発表で、10〜12月期に前期とほぼ同数の160万台を販売したと報告した。
ミュンスター氏は、「2007年には、アップルは新OS『Mac OS X 10.5』(開発コード名:Leopard)のリリースによって成果を上げる」と述べている。アップル幹部は同OSの春のリリース日を明言しているわけはないが、同氏は4〜6月期の売上げに1億3,000万ドル貢献すると予想している。
「Leopardが4月末に発売されれば、最初の1カ月で260万本が出荷され、2007会計年度の売上げに4億5,600万ドル貢献し、最初の1年間の出荷部数は約900万本になる」とミュンスター氏は予想する。一方、アップルは10〜12月期に、ソフトウェア、サービス、その他の売上高として3億4,700万ドルを計上した。
ミュンスター氏はまた、長期的に見れば、アップルは、急速に成長しているハードウェア市場の中で、特にノートPCに強いことから、市場シェアを伸ばす絶好の位置に付けていると見る。「Macの市場シェアは必ず成長する。PC市場がノートPCに向かって移行するにつれ、アップルの市場シェアは、この分野でシェア拡大の恩恵に預かるだろう」
例えば、アップルは10〜12月期に96万9,000台のノートPCと63万7,000台のデスクトップPCを販売したが、ノート型Macの販売台数は前年同期比65%増、デスクトップは4%減となった。
(グレッグ・カイザー/Computerworld オンライン米国版)
- 米国パイパー・ジャフリー
- http://www.piperjaffray.com/
- あなたのキャリアはあの有名企業に通用するか? 転職可能性をズバリ診断!
- 先進テクノロジーに基づく最新製品を一挙に展示◆IBM IT VISION◆10/23開催
- 11/13開催!トレンドマイクロ最新セキュリティカンファレンス事前登録無料
- 【導入事例】事業統合に伴う大規模システムインフラの統合−成功の鍵は?
[国内]マイクロソフト、個人向けVistaを発売――XPの2倍、95の5倍は売れる!

パートナーとの協力体制の確立を強調


