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[米国]
オラクル、ID盗難防止ソフト企業のバローサを買収
ID認証製品の詐欺/盗難検知機能を強化
(2007年07月19日)
米国オラクルは7月18日、ID(アイデンティティ)詐欺/盗難防止ソフトを提供している米国バローサを買収すると発表した。両社は買収金額などの詳細を明らかにしていないが、契約は8月中に締結されるもようだ。
オラクルのID管理/セキュリティ製品担当バイスプレジデント、ハッサン・リズヴィ氏は、顧客あての書簡で、「今回の買収で、オラクルは主体的なリアルタイム・リスク分析や精度の高い認証および詐欺防止機能などを獲得した。これにより、『Identity Management』技術を強化することができる」と述べている。Identity Managementは、オラクルの「Fusion」ミドルウェアの一部である。
バローサの主力製品は、身元確認のための要素を検証する詐欺対策ソフトウェア「Tracker」と、パスワードなどの機密情報を悪質な攻撃から守るセキュリティ認証ソフトウェア「Authenticator」の2つだ。
オラクルは買収契約の締結後、バローサのTrackerとAuthenticatorを、シングル・サインオン(SSO)およびWebベースの認証セキュリティ製品に統合する予定だ。これは、企業が社外でもオラクルのID管理ソフトウェアを利用して、外部ユーザーを安全に取り込んでいけるようにすることが目的だという。
バローサの企業向けリアルタイム詐欺検知/オンライン認証セキュリティ・ソフトウェアを利用している企業はおよそ30社に上る。例えば、これらを消費者向けサイトで使っているウェルズ・ファーゴやナショナル・シティ・コープなどがある。
バローサの見積もりによると、同社のソフトウェアは合計で2,700万人のユーザーを保護している計算になるという。金融機関向けソフトのオーディオテルや、インドの金融サービス・ソフトウェア企業であるアイフレックス・ソリューションズ、さらにはオラクル子会社の大半もバローサの顧客だ。
カリフォルニア州サンタクララに拠点を置く株式非公開会社のバローサは、2003年に設立された。同社の社名はヒンズー語で「信頼」を意味している。
オラクルは2005年にも、ID管理事業の強化を目的に、オブリックス、オクテットストリング、ソア・テクノロジーズの3社を買収し、取得した技術を自社のセキュリティ製品に組み込んでいる(関連記事)。
(チャイナ・マーテンス/IDG News Service ボストン支局)
- 米国オラクル
- http://www.oracle.com/
- 米国バローサ
- http://www.bharosa.com/
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