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[中国]
グーグル、中国企業への投資と買収に意欲

中国市場への本格参入と「Baidu.com」対策の一環として

(2007年08月17日)

 米国グーグルは、中国市場での最大のライバルとなる検索エンジン「Baidu.com(百度)」への対抗策として、今後1年以内に中国企業を1〜2社買収し、最大5社に上る中国企業に投資する計画があるようだ。

 この事実は、中国の政府系大手新聞社である人民日報のWeb版「人民網」が、中国グーグルの社長を務めるカイフ・リー(李開復)氏の発言として、報道したものである。

 それによるとリー氏は、「グーグルは今後1年以内に中国内で1〜2社の企業買収を行い、4〜5社に投資する」と発言したという。ただし、買収対象となる分野や、個別の企業名は明らかにされていない。

 IDG News Serviceは、報道されたリー氏の発言について、グーグル中国の広報担当者に確認を求めたが、回答は得られなかった。

 米国や欧州では、インターネット検索市場を制しているグーグルだが、中国では、百度の後塵を拝している。しかしグーグル幹部は、「われわれのサービスは、中国においても競争力があり、いずれライバルを追い抜くことができる」と主張している。

 グーグルの会長兼CEOを務めるエリック・シュミット氏は先月、2007年第2四半期発表の電話会見で、「(中国市場でのビジネスは)直ちに大成功するとは思わないが、非常に幸先のよいスタートを切っている。グーグルは不屈の精神で、数年以内に中国で大勝利を収めると確信している」とコメントしている。

 グーグルが中国で最大の検索エンジンとなる“野望”を実現するためには、中国企業との提携や、中国企業への投資が重要な役割を担う。実際、グーグルは今年に入ってから、中国企業との提携を積極的に行っている。

 同社は今年1月、ファイル共有Webサイトを提供する、中国シュンレイ・ネットワーキング・テクノロジー(迅雷在線)に資本参加した。ただし、出資額は明らかにされていない。

 また、同月には中国最大の移動体通信事業者であるチャイナモバイル(中国移動)や、Webポータル・サイトを運営するシナ(新浪)との提携も発表している。

(サムナー・レモン/IDG News Service シンガポール支局)






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