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[米国]
オラクル、オペレーション・プランニング・ソフトのインターレースを買収へ

BEA買収交渉の渦中も買収攻勢を継続。EPM製品の拡充がねらい

(2007年10月25日)

 米国オラクルは10月24日、オペレーション・プランニング・ソフトウェア・ベンダーの米国インターレース・システムズを買収することで合意したと発表した。買収手続き完了は今年11月の見通し。

 インターレースは、各種システムから収集したデータを用いて複数の“what if”シナリオを検証し、業務計画に変更を加えた場合の影響を測定するソフトウェア「Interlace Integrated Business Planning」を主力製品としている。同製品は製造業界を主なターゲットとしており、ハードディスク・メーカーの米国シーゲート・テクノロジーズや、電力設備メーカーの米国イートンなどへの導入実績を持つ。

 オラクルは、インターレースの製品を自社の統合エンタープライズ・パフォーマンス管理システム「Oracle Enterprise Performance Management(EPM)」に統合する計画だ。同製品にはすでに、オラクルが今年6月に買収したハイペリオンのEPMおよびBI(ビジネス・インテリジェンス)製品が組み込まれており、今後インターレースの製品を統合することで、よりすぐれた財務プランニング・ツールやオペレーション・プランニング・ツールを提供できるという。ただしオラクルは、今後の製品統合のスケジュールについては買収手続きが完了するまで明らかにできないとしている。

 オラクルのWebサイトに掲載されたFAQによると、オラクルはインターレース製品をスタンドアロン・ベースでも提供し続ける予定で、マイクロソフトの「SQL Server」やIBMの「WebSphere」、SAPの「NetWeaver」など、他社のデータベースやアプリケーション・サーバとの連携も維持していくとしている。また、製品に関する「すぐれた専門知識」を有するインターレースのスタッフも引き続き雇用する方針だ。

 インターレースは、オラクルが今年買収を発表した10番目の企業であり、2005年以降では36番目の企業となる。オラクルは、専任スタッフの努力と「繰り返される統合を成功に導くための実績あるテンプレートとプロセス」によって、買収企業の統合作業が迅速化、効率化していると報告している。

 なお、米国オラクルは現在、米国BEAシステムズの買収を巡って騒動の渦中にある。オラクルは10月12日、1株当たり17ドル(総額約67億ドル)という買収提示額を記した書面をBEAの取締役会あてに提出(関連記事)。BEAはこの金額が低すぎると反発したが、オラクルは10月23日、これ以上の金額を提示する意思はないとしたうえで、この買収案に対する返答を10月28日午後5時までに行うよう迫っている(関連記事)。

(ジェームズ・ニコライ/IDG News Serviceパリ支局)






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