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[米国]
EMCの3Q業績はヴイエムウェアの成長とIPOが好調を牽引

本業のストレージ事業ではミッドレンジ製品などが売上げを支える

(2007年10月26日)

 米国EMCの収益は、昨年第3四半期に比べ劇的に増加した。今回も子会社のヴイエムウェアの継続的成長が寄与し、またEMCが最近ヴイエムウェア株の一部を売却したこともプラスに働いた。

 EMCによる25日の発表によれば、9月30日を末日とするEMCの第3四半期の純利益は4億9,290万ドル(希薄化後1株当たり23セント)で、前年同期比77%増だったという。この数字には、ヴイエムウェア株600万株のシスコシステムズへの売却が含まれている。なお、現在はインテルもヴイエムウェアに資本参加している。

 ヴイエムウェアの利益を除外したEMCの純利益は3億7,780万ドル(希薄化後1株当たり18セント)だった。アナリスト予測は17セントだった。

 2004年にヴイエムウェアを6億3,500万ドルで買収したEMCは、今年2月にヴイエムウェアの10%をIPO(新規株式公開)でセルオフすると発表し、IPOを8月に完了した。EMCはこの資金を従業員の株式報酬と株価の上昇に充てるとしていた。

 ヴイエムウェアは、仮想化ソフトの分野で85%という巨大なマーケット・シェアを維持している。仮想化は、サーバ統合の手段として有望視されており、今、最もホットなテクノロジー領域の1つである。EMCは、ヴイエムウェアの株式の過半数を所有しており、同社の第3四半期の売上高は3億5,400万ドルと前年同期比で90%増加した。

 EMCのインフォメーション・ストレージ事業の売上高は、ミッドレンジ・ストレージ「CLARiiON」(日本国内での名称は「CLARiX」)およびコンテンツ・アドレス・ストレージ「Celerra」と、そのほかのバックアップ/リカバリ製品の売上げに支えられて8%増加した。

 EMCのセキュリティ部門であるRSAの売上高は前年同期比で22%増加した。RSAに関しては、認証ビジネス、コンシューマー・アプリケーション、イベント管理ビジネスが収益源となった。

(ジェレミー・カーク/IDG News Service ロンドン支局)






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