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[国内]
日立、IT機器の省電力化プロジェクト「Harmonious Green」を始動

5年間で33万トンのCO2削減を目指す

(2007年11月05日)

 日立製作所は11月5日、同社が提供するサーバ/ストレージ/ネットワーク機器など、主要IT製品の省電力化を推進する新プロジェクト「Harmonious Green」を発表した。同プロジェクトに基づき、日立は今後5年間で累計約33万トンの二酸化炭素(CO2)削減を目指す。

 発表された新プロジェクトは、日立が掲げる統合サービス・プラットフォーム戦略「Harmonious Computing」の下で取り組んできたIT機器の省電力化に向けた技術開発を、より強化・拡大したものである。

 新プロジェクトでは、日立が提供する主要IT機器に対して、CO2削減のロードマップを策定し、それに即した形で製品開発を進めていく。具体的には、省電力化を推進するレベルを「運用レベル」、「装置レベル」、「部品レベル」に分けて実行する。

 運用レベルでは、サーバ/ストレージ/ネットワークの仮想化技術を利用して、システム全体としての電力量の動的な制御や使用リソースの最適化を進める。装置レベルでは、長時間利用されていないハードディスクの回転を停止する「MAID(Massive Array of Idle Disks)」技術の採用やテープ・メディアの活用、熱交換を効率化する新たなヒートシンク技術の開発などを行う。部品レベルでは、電源モジュールおよび半導体において省電力化に向けた技術開発を進める。

IT機器の省電力化を推進する新プロジェクト「Harmonious Green」と同時に発表された、省電力仕様の「BS320 es サーバブレード」

 また、日立は新プロジェクトを具現化するための新製品として、低消費電力版クアッドコアXeonプロセッサ「L5320」を搭載したブレード・サーバ「BS320 es サーバブレード」と、テープ・ライブラリを接続/制御可能なディスク・アレイ装置「Hitachi Tape Modular Storage」を同時に発表した。BS320 es サーバブレードは今年12月17日から、Hitachi Tape Modular Storageについては発表と同時に提供が開始された。

 日立は今後、すでに提供している同社のストレージ製品やルータ製品などにも、順次、省電力化技術を適用していく予定である。

 なお、日立は今年9月27日にデータセンターの省電力化プロジェクト「CoolCenter50」を発表している。同プロジェクトは、今後5年間でデータセンターの消費電力を最大で50%削減するというものだ。日立としては、IT機器レベルで省電力化を進めるHarmonious Greenの成果を、データセンター・レベルでの省電力化を進めるCoolCenter50へも適用し、シナジー効果を図っていく構えである。

(Computerworld.jp)






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