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[米国]
サン、4四半期連続の黒字を達成
サーバ事業の好調で1Q売上高は前年同期比1%増
(2007年11月06日)
米国サン・マイクロシステムズは11月5日、2008会計年度第1四半期(2007年7-9月期)の純利益が8,900万ドルになり、4四半期連続の黒字を達成したことを明らかにした。サーバ事業が好調だったためとされている。
同社第1四半期の売上高は32億2,000万ドルで、前年同期の売上高31億9,000万ドルと比べ1%アップした。なお、前年同期の売上高は、一昨年の同期と比べると5,600万ドルの赤字だった。
今四半期は、再編に伴う経費が1億1,300万ドル(1株当たり2セント)計上されていたにもかかわらず黒字を達成した。ただし、アナリストの売上高予測を若干下回っている。トムソン・フィナンシャルのアナリストが出した売上高予測は32億7,000万ドルだった。
第1四半期の1株当たりの利益(EPS)は3セント(前年同期は2セントの赤字)で、トムソンの予測と一致していた。業務から得られた現金は5億7,400万ドルであり、現金と短期保有債券の差引残高は第1四半期終了時点で51億9,300万ドルだったという。
昨年の売上高からもわかるとおり、サンの業績は沈滞した状態が続いていたが、18カ月ほど前にスコット・マクニーリ会長がCEO職を退き、ジョナサン・シュワルツ氏が後任となって以来、ゆっくりとではあるが、着実に業績が回復してきた。
同社はこの2年間、沈滞の要因となっていた独自戦略を一部改め、SolarisとJava開発技術の両方をオープンソース化したほか、業界標準となっているインテルやAMDのプロセッサを自社のハードウェア製品に採用した。また同社は、低迷しているJavaベースのソフト事業をてこ入れするため、サブスクリプションの形でのソフト販売にも乗り出している。
シュワルツ氏は、高額な事業経費が業績不振の原因と指摘されたのを受け、業務効率を高めるための改革も実施した。昨年同社は、およそ4,000人を削減するとともに、コストを節減するための社内ポリシーを制定したという。
こうした改革の結果、サンのサーバ事業は持ち直し、この数年間Linuxの圧力で厳しい状況が続いていたSolarisも導入の動きが広がっているという。また、ソフトウェア・サブスクリプション事業も好業績に貢献しており、とりわけ第1四半期には、「Sun Java System Identity Manager」などのアイデンティティ管理ソフトが好調だったようだ。
(エリザベス・モンタルバノ/IDG News Service ニューヨーク支局)
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