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[米国]
フェースブック、広告効果を高めたオンライン広告システム「Facebook Ads」を発表
コカコーラ、ベライゾンなど60社が広告配信を決定
(2007年11月07日)
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)大手の米国フェースブックは11月6日、新しいオンライン広告システム「Facebook Ads」を発表した。すでに米国ブロックバスター、米国コカコーラ、米国ベライゾン・ワイヤレスなど約60社の企業がこのシステムを通じた広告配信を決定しているという。
Facebook Adsは主に3つの要素で構成される。企業が個人ユーザーと同様にFacebookにプロフィールを作成するための「Facebook Pages」、ユーザー同士で広告情報を共有する「SocialAds」、広告主がユーザー・アクティビティのデータにアクセスするための「Facebook Insights」だ。
Facebook Pagesでは、自社のプロフィール・ページを自由に企業がデザインし、会社情報や写真、動画、音楽などを掲載できる。また、商品レビューや写真を閲覧したユーザーがその場で商品を購入できるなど、ユーザー向けの各種機能を提供することも可能だ。
さらにユーザーは、自動通知システムを通じて、こうした企業ページでの自身のアクティビティをFacebookの友人と共有できるようになっている。これにより、広告メッセージは必ずしも企業から直接提供されるものではなく、友人のネットワークを経由して配信されることになり、より広告効果が高まるものと期待されている。
また、Facebook Insightsにより、広告主は自社ページにおけるユーザーの行動や人口統計、広告効果などに関するデータにアクセスできるようになっている。ただし、個人を特定できるような情報は提供されないという。
フェースブックは同日、Facebook以外のWebサイトにおけるユーザー・アクティビティをFacebook内で共有するためのプログラム「Facebook Beacon」も発表した。同プログラムにより、例えば、外部のWebサイトでユーザーがオークションに出品したり、チケットを購入したり、ビデオを視聴したりといった情報を、Facebookで友人と共有できるようになるという。このプログラムに対しては、すでに米国イーベイ、米国ファンダンゴ、米国トラベロシティなど44のWebサイトが参加を表明している。
23歳のマーク・ズッカーバーグ氏が2004年に創業したフェースブックは、現在、SNS最大手の米国マイスペースに次いで世界第2位の人気を誇っており、2007会計年度には売上高が1億5,000万ドルに達すると見られている。Facebookでは現在、約5,000万人に及ぶアクティブ・ユーザーがプロフィールやアクティビティを通じて、自身に関するさまざまな情報を公開している。
広告収入の急増が期待されるSNSではあるが、その一方で広告コンテンツに規制がしかれていないことが問題点として指摘されている。そのため、現在、SNSは広告のターゲティング/配信手法の改良を迫られている。
(ホアン・カルロス・ペレス/IDG News Service マイアミ支局)
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