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[米国] 【サイエンスロジック調査】
仮想化への注目度が上昇中――ITマネジャー意識調査

一方、ITILやIPv6には関心が集まらず

(2007年11月16日)

 今年10月にニューヨークで開催されたネットワーク技術関連のコンファレンス「Interop New York 2007」(10月22日-26日開催)において実施された調査の結果が先ごろ発表された。それによると、多くのITマネジャーが仮想サーバ環境の管理を重視しており、ベスト・プラクティスの導入にはそれほど関心を示していないことがわかった。

 100人のネットワーク/システム管理者を対象とした同調査によると、全回答者の4分の3が「仮想化環境の管理は重要」と答え、そのうちの40%が「仮想サーバの管理は非常に重要」と回答。また、全回答者の80%以上が「すでに管理ツールを利用している」(35%)あるいは「来年までに導入する予定」(48%)と答えたという。

 同調査を実施した米国サイエンスロジックのCEO、デビッド・リンク氏は、「仮想化の導入が急速に進んでいるが、管理ベンダーの一部は対応が立ち遅れている。また、仮想化システム向けの管理ツールや技術はまだ初期の段階にある。それらを導入する際には、そうした実情を踏まえて検討する必要がある」とコメントしている。同社はネットワーク監視ソフトウェアを手がけるベンダーで、今週、同調査の結果を発表した。

 仮想サーバ環境の管理に加えて、セキュリティ情報管理(SIM)を重視しているITマネジャーが多いことも同調査でわかった。「SIM技術は重要」と答えた回答者は全体の80%以上に達し、そのうちの3分の1が「すでにSIM製品を利用している」と答え、50%が「来年までに導入する予定」と回答したという。

 ITマネジャーはダッシュボードにも注目している。回答者の63%が「ダッシュボードとオペレーショナル・ビジネス・インテリジェンス(BI)は自社にとって重要」と答え、「すでにダッシュボード技術を利用している」との回答は22%にとどまったものの、53%強が「来年までに導入する予定」と回答した。また、IT資産管理やインベントリ管理への関心も高く、これらが業務にとって重要と答えた回答者は80%以上に上り、回答者の3分の1以上がこれら技術をすでに利用しており、50%以上が来年までに導入する予定と答えた。

 一方、ITIL(Information Technology Infrastructure Library)やCMDB(Configuration Management Database)といったプロセス・フレームワークの利用はそれほど関心を集めなかった。回答者の60%が、ITILおよびCDMB関連のプロジェクトの重要性は、中程度または低いと答えた。38%が何らかのソリューションを来年までに導入すると回答したものの、そうした計画がないという回答者は50%近くに上った。また、こうしたプロジェクトの支援ツールをすでに利用しているという回答者は約14%にとどまった。しかしながら、同調査リポートでは、「ITサービス・レベルの向上」は、IT部門が現在直面している最大の課題と指摘している。

 また、次世代インターネット・プロトコルのIPv6も、重要性が中程度または低いと位置づける回答者が全体の4分の3近くに達し、IPv6ツールをすでに利用しているとの回答は8%にとどまった。

(デニス・ドゥビー/Network World米国版)






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