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[米国]
【ChangeWave調査】
企業向けソフトの利用状況調査でOracleの好調が際立つ結果に
ソフトウェアへの支出額は増加の傾向
(2007年11月21日)
米国の投資調査会社ChangeWaveは11月20日、企業向けソフトウェアの利用状況調査を発表した。同調査では、ビジネス・インテリジェンス(BI)やCRMといった分野で首位を獲得するなど、Oracleの好調ぶりが際立っている。
今回の調査は、企業でIT予算の管理権限を持つ1,780名の回答者を対象に10月に実施されたもので、前回は7月に実施された。OracleのBIソフトを使っていると答えた回答者は、前回よりも8ポイント増加し、36%となった。続いて35%と僅差でMicrosoftが2位に着けている。また、Oracleが買収したHyperion SolutionsのBI製品を使っていると答えた回答者は前回より5ポイント増加し、19%となった。
CRMでは、Oracle製品を使っていると答えた回答者は前回と同じ26%、SAPとMicrosoftがそれぞれ17%、16%でそれに続いている。ERPについては、Oracleが前回より2ポイント増の32%を記録し、38%のSAPに次いで第2位となった。この分野でMicrosoftは、前回より15ポイント増と大幅な伸びを示し、29%となった。
| *資料:ChangeWave |
この調査では、回答者の18%が「向こう90日間に、ソフトウェアに費やすコストを増やす予定だ」と答えた一方、「減らす予定だ」という答えは14%となった。「向こう3カ月間にどのベンダーからソフトウェアを購入する予定か」という質問に対しては、Oracleと答えた回答者は前回より5ポイント増、SAPは前回と同じ、Microsoftは5ポイント減となっている。
| *資料:ChangeWave |
今回の調査結果について、ChangeWaveのリサーチ・ディレクター、ポール・カートン(Paul Carton)氏は、次のように語っている。「Oracleが頭抜けた強さを見せている。ソフトウェアへの支出増加はIT業界全体にとってよい兆しだ。IT支出はここ1年間下向きだったが、安定しつつある」
なお、ChangeWaveの約1万人の回答者候補のうち、83%は米国在住で、残り17%はカナダか欧州の在住者であり、「基本的には米国企業の状況を反映した調査」(同氏)だと言える。
Oracleはこの調査結果が発表される数日前まで、サンフランシスコで年次ユーザー・コンファレンス「Oracle OpenWorld 2007」を開催していた。同社はこのコンファレンスで次世代アプリケーション「Fusion」をプレビューしたほか、仮想化製品「Oracle VM」をリリースした。なお、Oracle株は19日午後、20ドル39セントで取り引きされた。
(Chris Kanaracus/IDG News Service ボストン支局)
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