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[米国]
Dell、3Q決算で増収を達成――ノートPCの販売増が貢献
米国向けは低調も全世界でモバイル製品の売上げを伸ばす
(2007年11月30日)
米国Dellは11月29日、2008会計年度第3四半期(2007年8月-10月期)の業績を発表した。米国のコンシューマー事業では減収を計上したものの、ノートPCの世界的な販売増に支えられた結果、第3四半期は増収を計上している。
第3四半期の純利益は7億6,600万ドル(前年同期の純利益は6億100万ドル)、1株当たり純利益は34セントであった。これはThomson Financialのアナリスト予測値である純利益7億8,571万ドル、1株当たり純利益38セントを下回っている。また、売上高は156億5,000万ドル(前年同期比9%増)であった。
Dellの声明によると、米国のコンシューマー事業の売上高は前年同期比で6%減少したが、ノートPCなどのモバイル製品の売れ行きが世界的に好調で、モバイル製品の売上高は19%増加した。ノートPCの売上げが増加する一方、デスクトップPCの売上高は減少傾向が続いているという。
同社は最近、内部会計調査を終え、NASDAQ証券取引所の定める上場基準に従って、2003会計年度から2007会計年度第1四半期までの業績を修正した。
Dellは現在、会計スキャンダルと米国PC市場の成長鈍化の影響を受けてリストラの最中である。また同社は、米国Hewlett-Packard(HP)とPC市場で首位争いを展開しており、調査リポートによれば、米国PC市場で首位の座にあるDellにHPが肉迫しているというのが現在の状況だという。
マイケル・デル(Michael Dell)氏は、ケビン・ロリンズ(Kevin Rollins)氏の辞任後、会社を再生するためにCEOへ復帰した際に、同社が顧客重視の姿勢を忘れたことを認めている。同社はDell氏のCEO復帰以降、コンシューマー向けPCの新流通チャネルを開設し、企業のITシステム管理を容易にして維持費を削減する新たなハードウェアやサービス、ツールを発売している。
また、データセンターでのプレゼンスを高めるために「PowerEdge」サーバの新たな製品ラインを発売。最近では米国Sun Microsystemsと契約してDell製PC向けにSolaris OSを配布している。また、Googleと検索アプライアンスの販売契約も結んだ。
さらにDellは今年11月、SAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)ベンダーの米国EqualLogicと、デスクトップ・サービス管理会社の米国Everdreamを買収することを発表した。EqualLogicの買収額は14億ドル、Everdreamの買収額は明らかにされていない。
(Agam Shah/IDG News Service サンフランシスコ支局)
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