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「市場に変化を引き起こす企業へ」――日本HPの小出新社長が就任会見
激動の通信業界での経験を生かし、時代をリードしていく姿勢を強調
(2007年12月12日)
「(市場の)変化に柔軟に対応するだけでなく、“変化を引き起こす”側の企業を目指す」――。12月1日付けで日本ヒューレット・パッカード(HP)の代表取締役 社長執行役員に就任した小出伸一氏が、12月12日に同社が開催した就任記者会見において抱負を語った。
| 日本HPの代表取締役 社長執行役員、小出伸一氏 |
会見で小出氏は、日本HPが時代をリードしていく姿勢を強調した。同氏は、「変化に即応できる企業が顧客から強く求められている」と語ったうえで、それ以上に同氏は“変化を引き起こす”側の企業に日本HPを変革していく必要があるとした。
小出氏は、「顧客が経営や事業で行き詰まったとき、真っ先にHPを思い浮かべるような会社にしていきたい」とも話し、そのためには、より顧客の経営/ビジネスに近い位置に立った事業展開が必要だと説明した。
また、小出氏は、「今は顧客やパートナーと会話する機会を多く作っている時期」と述べ、そこで得た情報やヒントを基に今後の具体的な販売戦略を立案していく考えを示した。同氏は「いつ、どのように顧客の問題を解決するか」を課題の1つとし、単体での製品提供ではなく、ソリューション提供を通してより顧客ごとのニーズに応えていくことの重要性を強調した。
顧客ごとのニーズに的確に応えていくためには、直接販売が有効な手段の1つとなる。この点に関して同氏は、直販部隊の強化は視野に入れているとしながらも、「すべて自前でやる必要のない時代だ」と話し、パートナーとのアライアンスやアウトソーシングも有効に活用していく構えを示した。
就任前日までソフトバンクテレコム副社長の職にあった小出氏は、1981年に日本IBMに入社して以来、一貫して営業畑で経験を積んできた。2005年4月に日本テレコム(現ソフトバンクテレコム)へ入社し、2006年10月より同社で代表取締役副社長COOに就任した。日本IBM時代には競合として、ソフトバンクテレコム時代には販売パートナーとして日本HPと接してきており、「多角的に日本HPを見てきていた」(同氏)点が高く評価されたという。
(山上朝之/Computerworld)
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