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[米国]
Apple、不正コピー防止技術の特許を申請
10分間に1回“抜き打ちチェック”する可能性も示唆
(2007年12月25日)
米国Appleは12月13日、製品アクティベーションとソフトウェアの不正コピー防止技術に関する特許を、米国特許商標局に申請した。この技術は米国Microsoftの「Windows Genuine Advantage(WGA):正規Windows推奨プログラム」と同様、AppleがMac OSなどのソフトウェアを制御できるようにするものだ。
「Run-Time Code Injection To Perform Checks」という名称で申請された特許出願番号20070288886 には、「特定のハードウェア・プラットフォームに対するアプリケーション実行の制限」と「デジタル権利管理システム」に関する技術であると記されている。
Appleは特許商標局に提出した申請書の中で、「デジタル情報は複製することが容易であり、データを不正複製しないという約束をユーザー(利用者)は守っていない。ドングルなどの不正コピー防止技術は、著作権侵害行為を阻止できなかった。(ドングルの利用といった)既存のアプローチによって、意図的な著作権侵害を阻止するのは、ほぼ不可能である」と記している。
現時点でAppleは、Mac OSにコピー防止機能を実装しておらず、任意のMacbook/iMac/Mac Pro/Mac miniといったハードウェアと、特定のOSとを関連づけるアクティベーションも行っていない。
「(中略)したがって、特定のハードウェア・プラットフォームに対する、単数もしくは複数のアプリケーションの実行を制限するメカニズムを導入することが重要になる」(Appleの申請書より)
Run-Time Code Injection To Perform Checksは、該当するハードウェアを起動した際に生成される暗号キーを利用するという。その該当ハードウェア上でアプリケーションを起動すると、同アプリケーションの実行コード・ストリームに特定のコードが挿入される。そして生成したデータがデジタル権利管理モジュールに送信され、署名されたデータと暗号キーが比較される。両者が一致すれば同アプリケーションは起動できるが、一致しなかった場合は、アプリケーションの起動(および動作)が中断されるという仕組みだ。
こうした一連の確認作業は、断続的に行われる可能性があるという。Appleは「(Run-Time Code Injection To Perform Checksを使用した)確認作業に要する時間は、不正ソフトウェア/アプリケーションの利用を防止し、かつシステムのパフォーマンスを阻害しないように設定されるべきである」という見解を示し、一例として5分〜10分間に1回という確認頻度で行う可能性を示唆している。
ちなみにこの確認頻度は、MicrosoftのWGAよりもはるかに多い。Microsoftは2006年6月、WGAが毎日1回の“定時チェック”をしていることがユーザーによって“暴露”され、厳しい批判を受けた。同社はこの批判を受け、WGAの仕様を修正している。
なおAppleは今回の特許申請について、公式コメントを発表していない。
(Gregg Keizer/Computerworld オンライン米国版)
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