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[米国]
Intelの4Q売上高、過去最高の107億ドルに
メモリ価格の下落でアナリスト予測値には届かず
(2008年01月16日)
米国Intelが1月15日に発表した2007年第4四半期決算(2007年10-12月期)によると、同期の売上高は前年同期比10.5%増の107億ドルで過去最高を記録したが、Thomson Financialがまとめたアナリスト予測(108億ドル)をわずかに下回った。メモリ・チップ販売価格の下落などが影響したと見られる。
Intelによると、コンピューティング関連製品の売上高は予想どおりだったが、NAND型フラッシュ・メモリについては平均販売額が下落し、売上高予想を下回ったという。
また、第4四半期の純利益は前年同期比51%増の22億7,000万ドルで(1株当たりの利益は38セント)、こちらもアナリスト予測の23億8,000万ドルに及ばなかった。
第4四半期と同時に、Intelは2007年通期の売上高および利益も明らかにしている。発表によると、同社の2007会計年度の売上高は383億ドル(前年は354億ドル)、純利益は70億ドル(同50億4,000万ドル)だった。
IntelのCFO(最高財務責任者)であるステーシー・スミス(Stacey Smith)氏は電話会見で、競争激化の影響でNAND型フラッシュ・メモリ価格は下降傾向にあり、この状況は2008年も続くと語った。NAND型メモリはデジタル音楽プレーヤや携帯電話などのデバイスで広く使われている。
Intelは、フラッシュ・メモリ事業の一部を、STMicroelectronicsおよびFrancisco Partnersとの合弁会社であるNumonyxに移したいと考えている。Smith氏によると、この合弁事業に関する契約は2008年第1四半期中に締結される見通しだ。Intelは2007年12月、財務面の条件を巡る交渉が続いていることを理由に、合弁会社の発足を先延ばしすると発表した。
Intelが期待を寄せているのが、2007年11月に出荷を開始した省電力型の新プロセッサ「Penryn」(開発コード名)だ。Penrynは、同社製プロセッサとしては初めて45nm(ナノメートル)プロセスで製造されている。
また同社は、Centrinoモバイル・プラットフォームのアップグレード版となる「Montevina」(開発コード名)に対応するプロセッサや、UMPC(ウルトラモバイルPC)用のプラットフォームである「Menlow」(同)、新しいチップ・アーキテクチャ「Nehalem」(同)も今年中に投入するもようだ。
さらにそのあとには、テラフロップス・レベルの性能を発揮する高スループットのマルチコア・チップ「Larrabee」(開発コード名)も控えている。IntelのCEO、ポール・オッテリーニ(Paul Otellini)氏は電話会議で、同チップのサンプルを今年末に出荷すると語った。
Intelは現時点で45nmプロセス・プロセッサを30種類以上製造している。ちなみに、2007年におけるチップセットおよびマイクロプロセッサ製品の出荷数は過去最高だったという。
Otellini氏は、米国経済の先行きに慎重な見方を示しながらも、プロセッサの販売数を伸ばすためにモバイル製品とサーバ製品の市場に注力し、新たな市場の開拓にも取り組んでいくと強調した。
(Agam Shah/IDG News Service サンフランシスコ支局)
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