アナリストが批判、「Windows 7のアップグレード版価格は高すぎる」|[特集]Windows 7|トピックス|Computerworld

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[特集]Windows 7

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【解説】

アナリストが批判、「Windows 7のアップグレード版価格は高すぎる」

ただし「発売スケジュールは順調」と一定評価も
(2009年06月29日)

Appleの「Snow Leopardアップグレード版」が29ドルなのに…



Windows 7日本語版のパッケージ価格(クリックして拡大)

 「Windows 7のアップグレード価格にはがっかりした」と語るのは、米国NPD Groupのアナリスト、スティーブン・ベーカー(Stephen Baker)氏だ。

 「Microsoftは大胆な価格を設定し、“Vistaにまつわる問題”を一気に払拭させるべきだったと思う。(中略)新品のPCが300ドル程度で買える今、(OSのアップグレードが)120ドルもするのは非常に高価に感じる」(ベーカー氏)

 Microsoftは6月25日、Windows 7の価格を発表した。パッケージ製品の中で最も安いWindows 7 Home Premiumのアップグレード版でも119ドル99セントとなっており、Vistaの同等エディションのアップグレード版に対する値下げ率は8%弱にとどまっている。

 ベーカー氏はMicrosoftのこうした価格設定は、新OSへの移行を妨げかねないと指摘する。

 「Vistaを一般ユーザーの家庭から一掃することが、最もMicrosoftの利益になる。だが、アップグレード版の高価な設定は、一般ユーザーが(Vistaよりも)はるかに使い勝手のよいOSに移行するのを阻害する要因になるだろう」(ベーカー氏)

 また同氏は、Microsoftが複数のPCをアップグレードできる「マルチライセンス・パッケージ」を提供しないことについても批判している。

 「少なくとも米国では、複数のPCを持つ世帯が主流になりつつある。1つのパッケージを安価に購入してすべてのホームPCをアップグレードできれば、消費者は大いに喜ぶはずだ」

 ベーカー氏は、米国Appleが6月初頭、パフォーマンスと安定性を高めたMac OS Xの新バージョン「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」の発売計画を発表し、大胆な価格設定を打ち出したことを引き合いに出した。

 Snow Leopardのアップグレード版の価格は、シングルユーザー・ライセンスが29ドル、5ライセンスを含む「ファミリーパック」が49ドルとなっている。これまでAppleは、Mac OS Xのアップグレード版を、129ドルで販売してきた。

 MicrosoftにWindows 7のファミリーパックを計画しているかどうかを尋ねたところ、回答はあいまいなものだった。同社の広報担当は、Computerworld米国版の取材に対し、「われわれはWindows 7の発売に向けて、また発売後に、魅力的な提案を行う予定だ。だが現時点で発表する案件はない」と回答した。

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