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[特集]Windows 7

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Windows 7の起動、Vista比で42%遅い――PCチューンアップ・ベンダーが報告

“使える状態”になるまでの時間を計測
(2009年10月09日)

 Windows 7の起動時間はWindows Vistaよりも42%遅い94秒――10月8日、米国のPCチューンアップ・ソフトウェア開発会社がこのようなテスト結果を発表した。

 「Windows 7の起動はVistaよりも高速」とのMicrosoftの主張を覆すテスト結果を発表したのは、ロサンゼルスに本拠を置くiolo Technologies。

 ioloによれば、新品のマシンでOSの起動時間のテストを行ったところ、Vistaが66秒だったのに対してWindows 7は94秒で、Windows 7のほうが42%遅かった。ただし、これはioloの基準に基づき、マシンがきちんと使用可能な状態になるまでの時間を計測した結果である。

 「Windows 7でデスクトップが表示されるまでの時間は約40秒で、一見するとVistaより起動が速いように見える。しかし、プロセッサへの負荷が低減し、コンピュータが“完全に使える状態”になるまでの時間を比べると、Windows 7のほうが遅いことがわかった」(同社)

 Vistaはかねてから、起動が遅いと酷評されてきた。そのため、MicrosoftはWindows 7の起動やスリープ/休止状態からの復帰を高速化するべく、多大なリソースを費やしたと主張している。

 だが、iolo以外のテストでも、Windows 7の起動がVistaより遅いケースが報告されている。例えば、Computerworld米国版の姉妹紙であるPC World米国版の起動テストでは、Windows 7はVistaに対し、64ビット版では14%高速だが、32ビット版では約10%遅くなるとの結果が出た。

 ioloでは、Windows 7の起動時間が使用期間に応じて遅くなることも、同社のテストで示されたとしている。Windows 7をインストールした新しいコンピュータに複数の一般的なアプリケーションをインストールしたところ、ioloが言うところの起動時間は2分34秒と、64%長くなった。

 より長期的なスパンで見ると、Windows 7の起動時間はさらに伸び、2年間使用すると起動時間が330%以上も遅くなるとのシミュレーション結果が出たとしている。

 今、Windows 7の起動時間は何かと話題になっている。9月末には、中国のコンピュータ・メーカーLenovoが、ノートPC「ThinkPad」とデスクトップPC「ThinkCentre」の新シリーズで、Windows 7の起動時間短縮をアピールした。同社によると、OSやドライバ、電力管理を微調整したところ、Windows 7の起動がXP/Vista比で最大56%高速化されたという。

 ioloでは、Windows 7の起動時間テストに関する詳細な結果を12日に公表するとしている。

(Gregg Keizer/Computerworld米国版)

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