Windows 7、Starterエディションでも「ワイヤレスアドホック」機能は利用可能
著名ブロガーが公表、「ただし将来的には“修正”されて使えなくなるだろう」とも米国Microsoftの公式説明とは異なり、「Windows 7 Starter」エディションでも無線LANのアドホック・モードが使える――。12月3日、著名なWindowsブロガーがこの事実を明らかにした。
ネットブック向けの低価格エディションとして提供されているWindows 7 Starterでは、Home PremiumやProfessionalなどの上位エディションで利用できる機能の一部が制限されている。ネットワーク機能に関して言うと、インターネット接続共有、ネットワーク・ブリッジ、そしてアドホック・ネットワーク接続などが利用できないと説明されている。
だが、「Within Windows」ブログを主宰するラファエル・リベラ(Rafael Rivera)氏によれば、その存在が覆い隠されているだけで、Starterエディションでもアドホック・ネットワーク機能は利用できるのだという。
リベラ氏は、MicrosoftとWindowsに関する隠された事実を幾度となく暴いてきた人物だ。最近では、Microsoftが「Windows 7 USB/DVD Download Tool(WUDT)」ツールでひそかにオープンソース・プロジェクトのコードを流用していることを批判し、大きな話題になった。
Windows 7 Starterでは、「『接続またはネットワークのセットアップ』ダイアログボックスに『ワイヤレス アドホックネットワークを設定します』という項目が表示されない」(リベラ氏のブログ投稿)。ただし、これはこの項目が表示されていないだけであり、機能が無効になっているわけではないというのがリベラ氏の結論だ。
「Starterエディションのユーザーは、アドホック・ネットワーク機能を使う権利を持っている。――持っていないのは、ダイアログ(ネットワークのセットアップ・ダイアログ)上にあるショートカットから、ウィザードを起動する権利だ」(リベラ氏)
リベラ氏の説明によると、Starterエディションでも「adhoc」をキーワードにファイルを検索すれば、セットアップ・ウィザードの実行ファイルが見つかる。これを起動すれば、実際にワイヤレスアドホックによるインターネット接続共有がセットアップできるという。
ただし、アップデートやHotfix、あるいはService Packなどで、いずれはこの“抜け穴”もふさがれてしまうだろう、というのがリベラ氏の予想だ。「(Starterでも)アドホック・ネットワークが使えてしまうのは、Microsoftのうっかりミスでしかない。ネットブックを使う貧者たちよ、この機能は使えるうちに使い、楽しもうぞ」(同氏)。
なお本件について、Microsoftからのコメントは現時点では得られていない。
(Gregg Keizer/Computerworld米国版)



























