HP、2種類のタブレットを発表|[特集]Windows 7|トピックス|Computerworld

CW_Welcomeバナー

header_cwr_head_mid_fl_logo

CW_ADJUST_ウルトラバナー

CW_ウルトラバナー_Topics02

CW_ウルトラバナー_Topics04

CW_ウルトラバナー_Topics05

CW_ウルトラバナー_Topics06

CW_ウルトラバナー_Topics07

CW_ウルトラバナー_Topics08

[特集]Windows 7

RSS

HP、2種類のタブレットを発表

エンタープライズ用はWindows 7、コンシューマ用はWebOSを利用すると同社
(2010年07月29日)

米国Hewlett-Packard(HP)でパーソナル・システム・グループの取締役を務めるフィル・マッキーニー(Phil McKinney)氏

 米国Hewlett-Packard(HP)のパーソナル・システム・グループ取締役、フィル・マッキーニー(Phil McKinney)氏は7月28日、同社はエンタープライズ向けのタブレットにはWindows 7を、コンシューマ用にはWebOSを採用するつもりであることを、同社の年次コンファレンス「AlwaysOn Stanford Summit」で認めた。

 巨大テクノロジー・ベンダーのHPは、まもなく発売するタブレットに関してターゲットを絞り込んだアプローチを取り、米国Appleの大人気製品「iPad」や、米国Cisco Systemsが先日発表した「Cius」ビジネス・タブレットなどの競合デバイスに対抗していく所存だという。Androidデバイスに興味はないのかと尋ねられたマッキーニー氏は、HPはWindows 7およびWebOSの2種のにみ注力していると答えた。同氏はパーソナル・システム・グループの副社長兼最高技術責任者(CTO)を務めている。

 過去数週間にわたって、HPのタブレット計画に関する情報が少しずつ明らかになり、さまざまな憶測も広がっていた。先週IDG News Serviceが見つけたオンライン・ドキュメントからは、HPが「HP Slate 500」と呼ばれるビジネス向けタブレットを準備し、「PalmPad」という商標登録申請も行っていることがわかっている。HPはHP Slateと名付けられたWindows 7タブレット計画を2010年初頭に発表したが、そののちの4月、米国Palmを12億ドルで買収した。

 マッキーニー氏は、HPの将来的なモバイル・ビジョンにおいては、ハブとなるデバイスを経由するインターネット接続共有が重要な役割を果たすようになるだろうと述べている。「Palm Pre」携帯電話はすでにそうした機能を備えており、キャリアの無線広域ネットワークに接続しながら、近くにあるデバイスとWi-Fi通信もできる。今日の市場には、同Palm携帯をはじめ、携帯ネットワークとWi-Fiをつなぐハブとして機能するデバイスが数種類ある。米国Sprintの「Overdrive」や「Evo 4G」、さらには米国Verizonの「MiFi」などがその一例だ。

 携帯デバイスから広域無線接続機能を切り離すことで、HPはこれらのアップデートをより頻繁に行えるようになると、マッキーニー氏は説明している。キャリアにデバイスを認証してもらい、デバイスおよび広域無線ネットワーク間で通信する無線インタフェース・レイヤー・ソフトウェアを開発するのには手間がかかるため、開発プロセスにおけるこの2つの行程を省ければ、かなりの時間を節約できるのだ。モバイル・デバイスに搭載されるものの中でもこうしたレイヤー・ソフトウェアは最も複雑であり、製造メーカーが新たな無線規格を採用するたびに変更を加えなくてはならない。これとは対照的に、Wi-Fi接続インタフェース・ソフトウェアが大きく変わることはめったにないと、マッキーニー氏は説明した。

 これらのハブでは、ほかのタイプのローカル・ネットワークに対するローカル接続も可能になるかもしれないという。例えば、HPは、UWB(ultrawideband:超広帯域無線)の実用化を実験してみたそうだ。

 HPは5年前に時計型のハブ・デバイスというコンセプトを発表したが、これを現実化するかどうかはまだ決めていないと、マッキーニー氏は述べている。もっとも、こうしたアイディアに目をつけたほかのメーカーがプロトタイプを開発しており、まもなく市場にお目見えするだろうとのことだ。

 さらにHPは、携帯デバイスとディスプレイを分離させたいとも考えている。折りたたみ型ディスプレイや、部屋の中に設置して携帯デバイスと連携させる大きなスクリーンといった未来的なプラットフォームの活用を検討しているという。マッキーニー氏は、マイラー・フィルム(ポリエステル・フィルムの一種)にディスプレイを投影し、どこにでも映し出せるようになるかもしれないと語った。

 「あらゆるものがディスプレイになる日がやってくる」(マッキーニー氏)

(Stephen Lawson/IDG News Serviceサンフランシスコ支局)

記事詳細テキストバナー

ページの先頭へ戻る