Windows 7の仮想ハードディスクがスゴイ!─(4)|[特集]Windows 7|トピックス|Computerworld

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[特集]Windows 7

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【連載】

Windows 7の仮想ハードディスクがスゴイ!─(4)

USBメモリからのVHDブートは可能か!?
(2009年06月26日)

 本連載「Windows 7の仮想ハードディスクがスゴイ!」では、これまでWindows 7とWindows Server 2008 R2のVHDブート機能について、一とおり紹介してきた。今回は、さらに一歩進んで、USBメモリからのWindows 7のVHDブートに挑戦する。この方法が成功すれば、さまざまなPCで、ローカル環境をまったく汚すことなく、新しいOSを簡単に試すことができるはずだ。

※本連載は、ベータ版およびRC版のWindows 7/Windows Server 2008 R2を基に執筆したものです。紹介する機能や画面などは、正式リリース時に変更される可能性があることをご了承ください。

Windows 7とWindows Server 2008 R2の
VHDブート環境をUSBメモリ上に作成する

 筆者は、VHDブートを、Windowsの展開や評価環境の構築を非常に簡単にするものとして大いに期待している(画面1、Column)。例えば、Windows 7が正式にリリースされ、自分のPCのデバイスがWindows 7で動くかどうかを調べるために、デュアルブート環境を構築したり、新しいハードディスクを用意したりする必要がなくなるのである。VHDブートで起動して簡単にテストすることができ、そして、VHDファイルを削除するだけで、Windows 7のテスト環境を簡単に消し去ることができるのだ。


画面1● VHDブートを利用して、VHDファイル「Win7.vhd」から起動したWindows 7(画面はベータ版)。Cドライブは、「Win7.vhd」がローカルにマウントされたもの

 それでは、このVHDブート環境を、Windowsブートローダを含めて、まるごとUSBメモリに収めることができたらどうだろうか。最近は、USBメモリの大容量化、低価格化が進んでいる。USBメモリ1本で、さまざまなPCでWindows 7をテストすることができれば、(ライセンスの問題は別として)自分のOS環境を自由に持ち運べるようになるかもしれない。

Column 「VHDブート」のおさらい

 本連載で紹介している「VHDブート」について、改めて簡単に説明しておこう。Windows 7とWindows Server 2008 R2では、ローカルディスクのデバイスとして、Virtual PCやHyper-Vでおなじみの「VHD(Virtual Hard Disk)」イメージ形式がサポートされる。「ディスクの管理」ツールや「DISKPART」コマンドを使用してVHDファイルを作成し、これをローカルディスクとして(物理環境の)Windowsにマウントできるようになるのだ。

 また、WindowsブートマネージャもVHD対応に改良され、VHDファイル内のWindowsインストールイメージを使用して、物理コンピュータを起動できるようになる。これがVHDブートである。VHDブートには、いかなる種類の仮想マシンモニタ(VMM)も介在しない。VHDブートで起動したコンピュータは仮想マシンではなく、物理環境とほとんど変わらない。単純に、WindowsがインストールされているCドライブの実体が、ローカルディスク上の単一のVHDファイルなのである。

 VHDブートを実現するのは非常に簡単である。Virtual PCやHyper-Vを使用して仮想マシン環境にWindows 7やWindows Server 2008 R2を新規インストールしてVHDファイルを作成し、「BCDEDIT」コマンド(ただし、Windows 7またはWindows Server 2008 R2のもの)を使用して、WindowsブートマネージャのBCD(ブート構成データ)ストアにエントリを作成するだけだ。物理コンピュータへのインストール中にVHDを作成し、インストール先として直接指定する方法もある。詳しくは、本連載の第1回から第3回を参照してほしい。

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