Windows 7を推奨する4つの理由、敬遠する4つの理由
新OSへの移行は、最良の経験にも最悪の経験にもなりうる機能性とパフォーマンスでWindows Vistaをしのぐと同時に、2世代前のWindows XPと同等の軽快さを持つこと。Windows 7を実際に使ってみると、確かにこの難題をクリアするべくMicrosoftが力を注いだことがよくわかる。しかし、だからといって不満がないわけではない。ここでは、Windows 7を推奨する理由と敬遠する理由を4つずつ挙げてみたい。
移行に値するかどうか それが問題だ
Windows 7は待望のOSであると同時に、望まれざるOSでもある。強力な機能やクールな仕掛けを満載しておきながら、根強いWindows XP支持者をうんざりさせるVistaライクな部分も含んでいる。逆に、そうしたテイストは、Vistaに慣れ親しんだ人たちにとっては心地よいものに感じられるかもしれない。
家と職場の両方でコンピュータを使っている人は少なくない。筆者もその1人であり、XPとVistaのほかにMac OS X Leopardも利用している。こうしたユーザーにとって、Windows 7はどのプラットフォームからも移行するに値するOSなのだろうか。
答えはイエスでもあり、ノーでもある。
ISOイメージ・ファイルをCDに焼くといった小技機能が用意されているのは確かに便利だ。もはやサードパーティ製のツールをインストールする必要などないということだ。また、同じ構成のマシンを使って比較すれば、Windows 7の起動はXPやVistaより間違いなく速い。起動時間が60秒も短いとは驚きである。
ただし、気になる点もある。例えばWindowsムービー・メーカがそうだ。ちょっとしたビデオを編集しようとしたところ、Windowsムービー・メーカがWindows 7には含まれていないことに気づいた。このツールは、今では「Windows Liveおすすめパック」の一部となっているが、同パックに含まれるムービー・メーカは、XPに搭載されているものより機能的にかなり劣る。そのため、Windows 7を使い始めて10分後には、日常的な作業用に古いXPマシンを立ち上げざるをえなかった。
のちに、Windows 7で使えるムービー・メーカのスタンドアロン版がMicrosoftから提供されていることを知ったが、そのダウンロード・ページを見てみると、Windows 7は対応OSの中に挙げられていない。Windows 7で使うぶんには支障はないようだが、ムービー・メーカが最初からOSに含まれていることの使い勝手の良さを一度知ってしまうと、わざわざダウンロードしなければならないことに不満を覚えてしまう。
はたして、最新のWindowsはどんな喜びと失望をもたらすのであろうか。以下、Windows 7を推奨する理由と敬遠する理由を4つずつ挙げてみよう。



























