マイクロソフト、サーバ仮想化ソフト「Hyper-V」のRC1版をリリース
RTM版に先立つ最終段階――正式版の提供は早ければ6月にも米国Microsoftは5月20日、Windows Server 2008に標準搭載されるサーバ仮想化ソフト「Hyper-V」のRC(リリース候補)1のダウンロード提供を開始した。
Microsoftは、2カ月前にHyper-V RC0版の提供を開始している(関連記事)。同社のWindows Server仮想化技術担当シニア・プログラム・マネジャー、ジェフ・ウールジー(Jeff Woolsey)氏は、Hyper-VのRC1について、「RTM(製造工程向けリリース)版に先立つ最終段階だ」と語っている。
Microsoftは今年4月、Hyper-Vのリリース・スケジュールが当初の予定より早まっているとして、6月か7月に正式版をリリースできるとの見通しを示している。
同社は、サーバ仮想化機能をWindows Server 2008から切り離すことを2007年5月に決定したが、それ以来、Windows Server 2008のリリース後180日以内にHyper-Vを出荷すると公言してきた。ちなみに、Windows Server 2008は2月28日にリリース済みである(関連記事)。
Hyper-VのRC1では、Windows 2000 Server SP4とWindows 2000 Advanced Server SP4を新たにゲストOSとしてサポートする。このほかにも、Windows Server 2003 SP2、Novell SUSE Linux Enterprise Server 10 SP1、Windows Vista SP1、Windows XP SP3といった各種ゲストOSをサポートしている。
さらにRC1では、ゲスト・システムへの統合コンポーネントのインストールが簡略化されている。統合コンポーネントは、仮想マシンが一貫性のある状態を保ち、さらに性能を強化できるようにするためのドライバとサービスのセットである。
またRC1は、仮想化環境の統合管理ツールとしてMicrosoftが提供している「Virtual Machine Manager(VMM)2008」の現行ベータ版との互換性を備えていない。同社は近く、VMM 2008のベータ版をアップグレードし、RC1をサポートできるようにする計画だという。VMM 2008の正式版リリースは、Hyper-VがRTM段階に入ってから30〜60日以内に予定されている。
なお、Windows Server 2008のx64バージョンでHyper-Vの早期ベータ版を利用しているユーザーは、5月27日以降、Windows Update経由でRC1を入手できる。
(John Fontana/Network World米国版)





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