IT管理者が押さえておきたいWindows Phone導入のツボ(第5回)
データの保存場所を知る[1]Windows Phoneでは、「Office Mobile」やカメラなどのアプリを利用してファイルを作成したり、編集したりできる。しかし、そこで扱われるファイルは、情報漏えいのリスクも同時に持つ。今回は、Windows Phoneで扱われるファイルが、どのように外部へ移動またはコピーされるかを確認するとともに、ファイルの移動やコピーによる情報漏えいの可能性について検証する。
Windows Phoneで扱えるファイルの種類
Windows Phoneでは、Windows 7やWindows Mobileのような「Windowsエクスプローラー」は存在せず、基本的にアプリごとにファイルを扱う形態をとる。例えば、WordやExcelなどのファイルなら「Office Hub」と呼ばれるOffice Mobileアプリで用意されている領域を使い、ピクチャファイルならPicturesアプリの中にある領域を使うといった具合だ(画面1、画面2)。
Windowsエクスプローラーから、どのようなファイルでも扱えるようにすると、VBScriptのようなスクリプトファイルも自由に保存・実行できてしまうことになる。その結果として、マルウェアなどに感染することも予想されるからだ。したがって、Windows Phoneではこうしたリスクを軽減するために、特定の領域だけでファイルを扱えるような方法を採用している。

画面1:Office Hub内のドキュメントファイル一覧

画面2:Pictureアプリ内で扱われるピクチャファイル





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