第15回 ShareEnumを使い倒せ! ~勝手に作成された共有フォルダを見つけ出す~|Windows Server|トピックス|Computerworld

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【Windows Sysinternalsを使い倒せ 第15回】

ShareEnumを使い倒せ! ~勝手に作成された共有フォルダを見つけ出す~

~IT管理者必携! 無償のツール集を徹底解説~
(2011年10月03日)

「ShareEnum」は、ネットワーク上にある共有フォルダの一覧を参照するツールである。コンピュータ名を指定することなく、共有フォルダを参照できるので、意図せず作られた共有フォルダを探し出す場面などに重宝する。今回はShareEnumを使った、共有フォルダの発見方法を紹介しよう。

[使い倒しテク]

個人向けに販売されているNAS(Network Attached Storage)を勝手に社内ネットワークに接続して利用している人がいます。どうしたら、勝手に接続されているNASを見つけられますか?

ShareEnumを使えばネットワーク内の共有フォルダの一覧を参照できるので、共有フォルダを提供するコンピュータ名からNASを特定できます。

 最近、個人向けに販売されているNASが人気だ。購入して電源を入れれば、すぐに利用できる手軽さが支持されているようだが、会社での利用に関してはセキュリティの問題などがあるため、禁止している場合も多いだろう。

 ところが、ファイルサーバ上に作られた会社公認の共有フォルダではなく、NASを使ってユーザーが勝手に作成した共有フォルダは、見つけ出すのにほんとうに苦労するのだ。しかも、個人向けに販売されているNASは驚くほど小型のものも多く、会社のデスクの下などに設置されていたら発見は困難だ。

 そこで、「ShareEnum」の出番だ。ShareEnumは、以下のWindows Sysinternalsのサイトからダウンロードして利用することができる。

■ShareEnum
[URL]http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb897442

 ShareEnumを実行すると、ネットワーク内にある共有フォルダの情報が検索、収集されて、その一覧が表示される(画面1)。


画面1:ShareEnumを実行すると、ネットワーク内にある共有フォルダ一覧を取得できる

 ウィンドウの「Share Path」欄には、UNCパスでサーバ名と共有フォルダ名が表示されるので、ShareEnumを起動するだけで、会社公認のファイルサーバと勝手に設置されたNASの共有フォルダをそれぞれ見つけることができる。また、ShareEnumでは「WORKGROUP」「DOMAIN」「IP ADDRESS RANGE(指定したIPアドレスの範囲)」で検索対象を選択できるので、あまりに多くの結果が表示されるような場合には必要に応じて活用するとよいだろう。

 そのほか、「Local Path」欄にはファイルサーバのローカルパスが表示されるが、共有フォルダへのアクセス許可がない場合には「アクセス拒否」と表示される。もし、共有フォルダを見つけることができても、「Windowsファイアウォール」などが原因でアクセスできない場合には、「ネットワークアドレスが無効」と表示されるので、共有フォルダを発見したときのセキュリティ状況(だれでもアクセスできる共有フォルダなのか、などの状況)を確認するのに活用できる(画面2)。


画面2:共有フォルダにアクセスできない場合には、「Local Path」欄でその理由を確認できる

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