第25回 Windows Sysinternals FAQ 3選|Windows Server|トピックス|Computerworld

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【Windowsお悩み相談室】

第25回 Windows Sysinternals FAQ 3選

サーバ管理者必見!! “疑問”“奇問”“難問”に答えます
(2011年12月02日)

【質問73】
Windows Sysinternalsユーティリティ実行時の「セキュリティの警告」を回避したい

[対象]Windows Sysinternals

■現象
 「Windows Sysinternals」のユーティリティを、Windowsエクスプローラーやスタートメニューの「ファイル名を指定して実行」から実行しようとすると、「開いているファイル - セキュリティの警告」ダイアログボックスが表示されます。ユーティリティをコマンドプロンプトから実行する場合は表示されません。この動作の違いを教えてください。

■解決
 「開いているファイル - セキュリティの警告」は、インターネットからダウンロードして取得した圧縮ファイルや実行ファイル、スクリプトをWindowsエクスプローラーから実行しようとすると、表示される場合があります。


▲Windowsエクスプローラーからユーティリティを実行しようとすると、「セキュリティの警告」が表示されます

 「実行」ボタンをクリックすれば実行は可能ですが、この状態のままでは毎回、このダイアログボックスに応答する必要があります。また、コンパイル済みHTMLヘルプの場合は、「セキュリティの警告」が表示される代わりに、コンテンツを正しく表示できない場合があります。

 この動作が発生する理由は、Windows XP Service Pack(SP)2以降に導入された「Windows Attachment Execution Manager(AEM)」によって、ファイルの取得元のゾーン情報(Zone.Identifier)がファイルのNTFS代替ストリームに追加されたことにあります。

 問題のファイルのプロパティを開くと、「全般」タブの「セキュリティ:」のところに「ブロックの解除」ボタンが表示されるので、このボタンをクリックしてゾーン情報を削除すると、それ以降「セキュリティの警告」は表示されなくなります。コンパイル済みHTMLヘルプの場合は、ヘルプコンテンツが正しく表示されるようになります。


▲ダウンロードしたユーティリティのZIPファイルのプロパティを開き、「ブロックの解除」ボタンをクリックします

 なお、NTFS以外のファイルシステムにダウンロードしたファイル(あるいはダウンロード後にFAT32形式のUSBメモリにコピーしたファイル)には、ゾーン情報は追加されないため、「セキュリティの警告」が表示されることはありません。

 Windows Sysinternalsのユーティリティは、以下のWebサイトから個別のユーティリティ(Procexp.zipなど)または、まとめてZIP圧縮形式(SysinternalsSuite.zip)でダウンロードできます。

 ZIP圧縮ファイル展開後のファイルのプロパティでブロックを解除することもできますが、ZIP圧縮形式の状態でブロックを解除しておけば、展開後のファイルからもゾーン属性が削除されます。特に、「SysinternalsSuite.zip」を展開する場合は、ZIP圧縮形式の状態でブロックを解除しておくことをお勧めします。

・ユーティリティ インデックス | Windows Sysinternals
[URL] http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb545027

 Windows Sysinternalsのユーティリティは、「http://live.sysinternals.com/procexp.exe」のようなURLを使用して「Live.sysinternals.com」から直接ダウンロードして実行できますが、ダウンロードしたファイルをNTFSドライブ上に保存し、あとでWindowsエクスプローラーから実行しようとすると同じ影響を受けます。

 すでにSysinternalsSuite.zipをブロック解除せずに展開してしまったという場合は、Windows Sysinternalsの「Streams.exe」ユーティリティを利用するとよいでしょう(Streams.exeは、SysinternalsSuite.zipの中に含まれます)。

 このユーティリティを使用すると、NTFS代替ストリームの表示や削除をコマンドラインから簡単に実行できます。コマンドプロンプトでSysinternalsSuite.zipの展開先のフォルダーを開き、次のコマンドラインを実行すれば、展開済みのすべてのファイルに対して「ブロックの解除」を実行したのと同じになります。

streams -d *


▲Windows Sysinternalsの「Streams.exe」ユーティリティを利用すると、展開済みのファイルのNTFS代替ストリームを一括で削除できます

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