IT管理者が押さえておきたいWindows Phone導入のツボ(最終回)
モバイル・デバイス管理システムによるWindows Phoneの管理これまでは「Windows Phone」をはじめとするモバイル・デバイスの管理方法として、デバイス自体の設定でできることを解説してきた。一方、Windows Phoneをサーバ側から一括管理するためのモバイル・デバイス管理(MDM)システムも整いつつある。今回はWindows Phone向けMDMの代表となるであろう「System Center Configuration Manager 2012」によるWindows Phone管理を解説する。なお、本稿執筆時点でConfiguration Manager 2012はRC版であるため、製品リリース時とは異なる可能性があることをあらかじめご承知いただきたい。
モバイル・デバイス管理システム
System Center Configuration Manager 2012とは?
「System Center Configuration Manager 2012」(以下、SCCM 2012)は、企業におけるシステム管理を行うためのサーバアプリケーションで、ハードウェア/ソフトウェアのインベントリ管理、アプリケーションや更新プログラムの配布、アプリケーションの実行監視などをサーバ側から一括で行える製品だ。
これまでのバージョンのSCCMでは、Windows PC(クライアント、サーバ)が主な管理対象だったが、SCCM 2012では新たにWindows Phone、iOS、Androidといったモバイル・デバイスも管理対象に加わり、モバイル・デバイス管理(MDM)システムとしても利用できるようになる。
SCCM 2012による
Windows Phoneの管理方法
SCCM 2012ではモバイル・デバイスの管理方法として、次の2つの方法が用意されている。
(1)Exchange ActiveSyncを利用したデバイス管理
(2)SCCMクライアントコンポーネントによるデバイス管理
(1)の管理方法は、Exchange ServerまたはExchange Onlineの「Exchange ActiveSync」をSCCM 2012から制御する方法になる。あらかじめExchangeをSCCM 2012に登録すると、SCCMとExchange ActiveSyncの統合管理ができるようになる(Exchange ActiveSyncについては、本連載第2回を参照)。
一方、(2)は、SCCMクライアントコンポーネントをモバイル・デバイスにインストールし、インベントリ管理やアプリケーション管理などを行う方法である。これは「Windows Mobile 6.x」または「Nokia Symbian」をサポートするために用意された方法であり、本稿執筆時点ではWindows Phoneから利用することはできなかった。したがって、ここでは(1)の方法について具体的な管理方法を確認していこう。





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