Windows 8では「スタート・ボタン」が廃止に?
従来型デスクトップとMetro画面を切り替える“ホットコーナー”に変わる複数のメディアで取り上げられた「Windows 8」ベータ版のスクリーンショットとされるものによると、米国Microsoftは、Windows 8でインタフェースから「スタート・ボタン」をなくすという思い切った決断を下したもようだ。
これらのメディアは、Microsoftがスタート・ボタンを、従来型デスクトップか「Metro」スタイルのスタート画面をプレビュー表示する“ホット・コーナー”に置き換えると報じている。
中国語サイト「PCBeta」は2月4日付けの記事で、Windows 8ベータ版のスクリーンショットとして数点の画像を掲載。スタート・ボタンが廃止されることを示唆した。また、「The Verge」サイトは2月5日付けの記事で、この変更を「MicrosoftのWindows 8開発部門に近い筋」に確認したとしている。
Windows 8のデスクトップ・モードでカーソルを画面の左下隅に移動すると、Metroスタイルのスタート画面のサムネイルがプレビュー表示される。周知のように、このスタート画面は、従来バージョンのWindowsで使われてきたスタート・メニューの代替を目的としている。
さらに、The Vergeサイトは、Windows 8のMetroスタイルのスタート画面では、同様のホット・コーナー・メニューで従来型デスクトップのサムネイルがプレビュー表示されると報じている。これにより、2つのインタフェース間で一貫性が確保されるとともに、ユーザーは従来型デスクトップと新しいスタート画面をすばやく切り替えられる。タブレットでは、スワイプによってこうしたサムネイルがプレビュー表示されるという。
Microsoftがこのような変更を施すのは理解できる。2011年9月に披露された「Windows 8 Developer Preview」では、従来型デスクトップでスタート・ボタンをクリックすると、Metroスタイルのスタート画面に戻るようになっていた。この方式は、従来バージョンのWindowsのユーザーを戸惑わせてしまう。ホット・コーナーでMetro画面がプレビュー表示されるのであれば、Windowsを使い慣れたユーザーにも操作しやすいかもしれない。
それでも、Microsoftがアプリケーションの見つけ方、開き方を明確に説明しなければ、スタート・ボタンがなくなると、Windowsユーザーは混乱してしまうかもしれない。スタート・ボタンがないインタフェースにユーザーがなじめなければ、Microsoftがスタート・ボタン廃止を撤回する可能性もある。
やはり何といっても、それはドラスティックな変更だ。いずれにしても、こうした新しい要素をユーザーに試してもらい、フィードバックを受けることこそが、ベータテストの目的にほかならない。
(Jared Newman/PC World米国版)






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