アマゾンAWS、オンプレミス・データのバックアップ・サービス「Storage Gateway」を発表|ストレージ|トピックス|Computerworld

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アマゾンAWS、オンプレミス・データのバックアップ・サービス「Storage Gateway」を発表

仮想アプライアンスを通じて「Amazon S3」に非同期バックアップ
(2012年01月26日)

 Amazon Web Services(AWS)は1月25日、データ・バックアップ・サービス「AWS Storage Gateway」をベータ公開した。仮想アプライアンスを利用し、自社データセンターにあるアプリケーションのデータをクラウドにバックアップすることができる。

 Storage Gateway仮想アプライアンスは、VMware ESXi 4.1形式の仮想イメージとしてAWSからダウンロードできる。アプライアンス上のボリュームは、既存のアプリケーション・サーバとiSCSI経由で接続する。このストレージ・ボリュームのスナップショットは、自動的に「Amazon S3(Simple Storage Service)」にアップロードされ、バックアップとして保存される。バックアップの保存先は、世界5カ所のリージョンから選択できる(東京、シンガポール、米国東、米国西、ヨーロッパ)。

 スナップショットをアップロードするまでの間、このボリュームに書き込まれたデータはローカルのストレージに保存される。これにより、アプリケーションは低いレイテンシ(遅延)でデータにアクセスし、同時にクラウドへのバックアップが可能になる。

 Amazon S3へアップロード可能な容量は無制限。ただし、各ゲートウェイは最大12ボリューム、最大12TBのストレージまでしかサポートしていない。それ以上の容量が必要な場合は、AWSにリクエストする必要があるとFAQに記述がある。

 なおAWSでは、今回のリリースでは「Gateway-Storedボリューム」というボリューム形式のみをサポートしているが、数カ月以内に「Gateway-Cachedボリューム」形式もサポートする予定だとしている。Gateway-Storedボリューム形式ではローカル・ストレージにボリュームの完全なコピーを保持するが、Gateway-Cachedボリューム形式の場合はローカル・ストレージを「よくアクセスされるデータのキャッシュ」として利用し、ストレージ負荷をAmazon S3にオフロードする。

 Storage Gatewayの利用料金は、仮想アプライアンスが月額で1台当たり125ドル。それに加え、スナップショットのストレージ容量とAWSクラウドからのデータ転送量に応じた料金がかかる。スナップショットは月額で1GB当たり0.14ドルから、またデータ転送料金(アウトバウンド)は、月額で10TBまでが1GB当たり0.12ドルとなっている(それぞれリージョンにより料金が異なる)。

 なお、AWSでは各クラウド・サービスで無料試用期間を設けているが、Storage Gatewayでも、最初のゲートウェイを60日間無料で試用できる。

AWS Storage Gatewayの概念図

(Mikael Ricknas/IDG News Serviceストックホルム支局)

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