EMC、「Isilon NAS」でHadoopの分散ファイルシステムをサポート
商用Hadoopプラットフォーム「Greenplum」とも併せて“企業向けHadoop”を強化米国EMCは1月31日、同社のスケールアウト型NAS「Isilon」において、分散ファイルシステムであるHDFS(Hadoop Distributed File System)をネーティブ・サポートすることを発表した。
EMCによれば、Isilon NASの最新版OS「OneFS 6.5」において、従来のNASプロトコル(NFS、CIFS、FTP、HTTP)に加えてHDFSプロトコルをサポートする。スケールアウト型NASでのHDFSのネーティブ・サポートは業界初であると同社は述べている。
今回のサポートにより、Isilon NASに格納したビッグ・データを直接Hadoopで処理することができるようになる。また、Hadoopの処理対象や処理結果のデータに対し、Isilon NASが備えるスナップショットやレプリケーション、バックアップといった高度なデータ保護技術も適用できるとしている。
Isilon NASがHDFSプロトコルをサポートすることで、「ばらばらのオープンソース・コンポーネント群とハードウェアを統合させる複雑な手間を省くことができる」。すなわち、顧客がビッグ・データ解析のベネフィットを手に入れやすくなったということを意味する。
さらに、オープンソース版の「Apache Hadoop」とIsilon NASを組み合わせて使用する場合、Apache Hadoopに存在する単一障害点(SPOF:Single Point Of Failure)も解消されるとEMCでは述べている。
EMCでは、今回のIsilon NAS新製品を、商用のHadoopソフトウェアである同社の「Greenplum HD」と結合させていく計画だ。これにより、顧客のHadoop導入をより容易なものにしていくという。
Greenplum担当CTO(最高技術責任者)のルーク・ロナガン(Luke Lonergan)氏は、「顧客は統合されたIsilonソリューションにより、データを移動させることなく、構造化データの解析ワークフローにHadoopの能力をダイレクトに組み込むことができる」と説明した。
(Sophie Curtis/Techworld.com)




























