サムスン電子、256GBの2.5インチSSDを年内に量産
高速なSATA IIインタフェースを採用韓国Samsung Electronicsは5月26日、256GBの容量と高速インタフェースを備えるSSD(Solid State Disk:フラッシュ・メモリ型半導体ディスク)を発表した。年内に量産を開始するとしている。
Samsungは、台北で開催中の自社イベント「Samsung Mobile Solution Forum」で同SSDのプロトタイプを披露した。このプロトタイプは、厚さ9.5ミリの2.5インチHDDと同じ形状で、差し込み交換が可能な仕様になっている。
SSDは、HDDに使われている回転式磁気ディスクの代わりにフラッシュ・メモリを採用した、新しいタイプのストレージ・デバイスだ。メモリ・チップを利用しているため、HDDよりも衝撃に強く、パフォーマンスにもすぐれている。
だが、1バイト当たりのストレージ・コストがHDDよりもはるかに高いことから、これまでSSDは高価なストレージだと考えられてきた。しかし、現在はフラッシュ・メモリの価格も下落し、より広範な応用が期待されるようになっている。
SSDが浸透すれば、フラッシュ・メモリ・チップ市場も拡大する。世界最大級のフラッシュ・メモリ・チップ製造企業であるSamsungにとって、同市場の拡大は業績を大きく伸ばすチャンスでもある。
Samsungによると、今回発表したプロトタイプはSATA IIインタフェースを採用しており、200Mbpsでのデータ読み込みと160Mbpsでの連続書き込みが可能だという。
同社は、同製品のサンプルを9月から顧客に提供し、今年末までに量産を開始する予定だ。また、1.8インチ型ドライブと似た形状をしたバージョンを今年の第4四半期中にリリースすることも明らかにした。
Samsungのドライブと同等のキャパシティを持つSSDは、他社からも発表されている。Samsungと競合する米国Super Talentが発売した256GBのSSDが、それである。だが、こちらはSamsung製よりも分厚く、12.5ミリとなる。またSATA Iインタフェースを搭載しているため、読み込み速度は65Mbps、書き込み速度は50Mbpsにとどまっている。
(Martyn Williams/IDG News Service東京支局)



























